ボールとポールを取ってホールを付けたい

東京生まれ毒親育ちのMtX/Ace。せめて、半端者らしく。

潰す

出生時に割り当てられた性別の身体的特徴が不快な場合、それを隠したり消したりする手段は色々あります。今日は私がその為に使っている製品を一つ挙げてみようと思います。

 

「潰す」とタイトルに書きましたが、要は「出ているもの」を目立たせなくする為のものです(例えば女性の身体で生まれた方だと、胸を潰す「ナベシャツ」等があるかと思います)。

私の場合はまだ”アリアリ”で、下に出っ張って/ぶら下がっているものが本当に嫌な訳です。本来なら「タック」という技法があり私自身もたまに行うのですが、いつもできる余裕があるとは限らず。それより手っ取り早く潰したい時に、こんな物を使っています。

 

スリムウォーク 骨盤をきっちり支えるショーツ ブラック Lサイズ

スリムウォーク 骨盤をきっちり支えるショーツ ブラック Lサイズ

 

本来は骨盤ケアとヒップアップを目的とした下着ということもあり、並の下着よりもかなり締め付け力が強いです。履く時に「それ」を下に折り曲げてから引っ張り上げると、びっくりする程目立たなくなります。今まで色々と矯正下着を試してきましたが、現状これがベスト。

 

…とは言え、見た目が目立たなくなっても実際に無くなる訳ではないので、気休めには変わらないのもまた事実。こういうことを気にせず済む日が早く来て欲しいな。取りたい。

今週も

なんと2週連続で演奏会でした。

 

今回の衣装は通常の男女指定フォーマルスタイル。しかし嬉しいことにノータイでした。ネクタイって棒タイでも蝶タイでも男性が身に付ける物というイメージが強いと思うんですね。それが無いだけでも随分と気が楽です。

 

上は白のカッターシャツ指定だったんですが、ノータイなら襟付きブラウスも同じようなもんやろとブラウスで決めてみました。

(楽器の運搬や立ち座りでヨレてしまいましたが…)

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ボタンの向きでわかる人にはわかってしまっているでしょうが、最近何度か述べているちぐはぐ感は鏡を見ると似たような格好をしている仕事時よりも薄れていると感じます。

 

いくつかの団体が集まっての合同演奏会だったのですが、別の団体では同じようなスタイルでボトムスに黒ワイドパンツを選んでいる男性もいて、そんなスタイルにも挑戦してみたいなと思いました。

 

とある大切な友人の名言が全てを表している気がします。

 

人類好きな服を着よう

髪型

悩まない人は悩まないけれど、悩む人は本当に悩む。スタイルだけでなく、「規範」や「圧力」に。

 

私の髪型は過去記事の自撮りで幾つか公開していますが、前髪は眉毛を覆う位でサイドから襟足は下唇のライン辺りまで伸びています。丸いシルエットのショート…いや、女性基準だとベリーショートに入るかも知れませんね。ですが、男性基準で考えるとかなり長い部類。男性の典型的なスタイルはサイドを刈り上げて耳を出すので、恐らく髪が耳を覆った段階で「長い」と感じるのではないでしょうか。たまにいわゆるロン毛でも雇われて就労している方もいますが、本記事では割愛。ご了承下さい。

 

さて、私も本当はもっともっと髪を伸ばしていきたいのですが、諸々それを許さない要因がありまして。その辺を書き綴っていこうかと。

 

まず、髪型について「指導」を受けたのは前職時代に遡ります。実家を離れてようやく髪を伸ばせると意気込み、ちょうど今位の長さまで髪が伸びました。その頃は人事異動でトップが変わったばかりで、そのトップは絵に描いたようなハラッサー。「ちゃんとしろ」「気合を入れて」など指示が曖昧、自分が気に入ったことしか受け入れる気が無いのに自身の考えを示さず職員の意見を否定、一挙手一投足にやけに口を出す、断定・針小棒大な物言いを多用する、わざと皆に聞こえるように説教をする…といった具合。

そのトップに早速目を付けられまして、直属の上司から(本人は出て来ず部下を使う)ある日呼び出しが。

 

上司「(本名)さんは…髪型にこだわりとかある?」

 

切れと言いたいのは一発でわかりましたが案の定。「そこまででもないですけど、やっぱり切れってことですよね」と口では言いながらも、目指していた在り方への道が断たれてしまう悔しさで震えと脈の早まりが止まりませんでした。まぁ私の方もクローズドだったので無理も無いと言えば無いのですが、「うちはサービス業だから男の人で髪が長いのは…」という上司の言い分もわからない訳ではなく。結局その日は”失意の断髪式"で耳周りをばっさり。それまでの頑張りも、鋏の一太刀で一瞬にして無に帰します。

その後は転職が決まるまで、耳をギリギリ覆わない程度のマッシュスタイルで何とか男っぽさを消そうとしていました。まぁ職場ではこれもまた「指導」 によりワックスでガチガチに固めさせられていた(ホテルマンみたいな感じと言えばわかりやすいでしょうか)ので休日限定でしたが。

 

この時の”教訓”により、髪が耳を覆うか否かで周囲は長さを判断すると知った私。転職が決まってからは再び伸びてきた髪を耳に掛けて長さを誤魔化すようになりました。そして現職においてもそれを続けている次第。

入職時には既におろすと耳を覆う長さになっていたので、耳に掛けていても「指導」をされないかと戦々恐々。前職の”脱出”を焦ってこちらもクローズド入職な上、周りの純男性職員は判で押したような短髪ばかり。今のところは髪のことで何か言われた訳ではありませんが、なにせ昨日書いたように仕事着でも”ちぐはぐ”感が出てきたので、現在進行形で戦々恐々なのです。うちの課は外部の来客等も基本的には無いことが幸いしているのでしょうか。あと、マトモな偉い人は一人ひとりの見た目をそこまで気にしないとか?そうあれかしと願うばかり。でも周りが周りだからワイシャツの襟も覆うようになったら流石に何か言われるんだろうなぁ…。

余談ですが、一番長さが近いのは同じ部内のとある女性職員です(ちなみに長身)。

 

なお実母からの今の髪への反応は先日9/15の記事の通り。「アブナイ」だの「女装でもしてんじゃないの」と散々な言われよう。これ以外にも「2次元の世界に生きてるんじゃないんだから」とかも言われましたねぇ。短髪の私でなければ私ではないそうで。実父も坊主を望んでいるし。帰りたくない。

 

そんなこんなで、私の髪型は今のスタイルをキープという停滞期に入っております。相互さんのアドバイスで襟足ウィッグなる物を仕入れたので、せめて休日はその辺も活用していきたい。そろそろ汗もかかなくなってきたし。

 

…でも本音ではやっぱり自分の髪を伸ばしたいなぁ!

ちぐはぐ

最近鏡を見てふと思うこと。

(未だ休日のみだけど)服装を移行し始めてすぐの頃は、髪も今以上に短くてメイクも全くの白紙状態。なので、鏡に映る自分の首から上と下がちぐはぐに感じていました。仕事ではメンズ服なので残念ながらそんなことは無く。

 

そこから半年経つか経たないかの現在。あろうことか職場で鏡を見てちぐはぐ感を覚えました。髪は耳にかけているとは言え、伸びてきて丸くなったシルエット。試しに髪をおろしてみると余計に強まる感覚(すっぴんなのに)。

いくら服装がメンズと言ってもそれに”そぐわない”くらいに髪が伸びると、逆にこっちをちぐはぐに感じるものなんですね。

 

じゃあ私服のちぐはぐ感が抜けたかと言うとそんな都合のいいことはありません。まぁ、生まれ持った顔の素質と置かれた環境において髪の長さに制約がある(私は少なくともそう思っている)ことを考えると、鏡に映る姿がしっくりくるには程遠いか…。

鏡を直視できるようになっただけ良い変化だと思っていきましょう。うん。

1ヶ月経ちました

このブログを始めたのが8月20日。早いもので1ヶ月です。閲覧して下さっている皆様、いつもありがとうございます。

 

これからも途切れず続けられるかはわかりませんが、主に性について思ったこと・感じたことを言語化していくのは怠らないようにしたいなと思います。正直、言語化の作業がかなり求められたはずの前の業界にいた時よりもずっと言語化している気がする…。

 

今日はこれから通院なので、こんな所で失礼します。2ヶ月目も宜しくお願い致します。

 

じゅり

シャツのボタン

昨日は柄にもなく真面目な記事だったので、今日は軽い感じで。

 

最近ボタン付きのシャツを着る時、「ボタンってどっち側だっけ?」とこんがらがることがよくあります。メンズもレディースも両方着ているとこんなことに。明らかにメンズを着てきた時間の方が長いので、それによる一過性のものとは思いますが。

でもこれって自分が着る時の話なので、他人の服を見るとどっちが前かで意外とすぐわかりますね。逆に見られる側になるとボタンの位置でバレるから、おちおち職場にブラウスも着て行けないなぁなどと思う訳です。ネクタイ必須だし。…でもどうなんだろ?相手の服を見る時ってその辺気にするものなのかな?

 

そうそう、レディースのボタンにもそこそこ慣れてきました。まぁ、ボタン付きのトップスって体格を隠す形のものが少ないのでそこまで着る訳ではないけれど。寒くなってきたらセーターの下にブラウスくらいは着るかねぇ。まだ秋冬のトップスのイメージが定まらない…。ドルマンのニットをメインにするとは思いますが。

親愛と恋愛

お昼に見たツイートとそれについて私が思ったことを整理してみる。

 

発端はアセクシュアルについての当事者・非当事者のやり取りを表したと思しきツイートでした。

アセクシュアルは「何で(恋愛)しないの?」との問いに「逆に何でするの?」との質問を返す。それに対して「好きになるからする」と。更に別の相互さんが曰く「友達の最上級みたいな恋愛感情は世間では恋愛感情とは呼ばないのかも知れない」と。

 

私自身は恋愛感情って向けられたことも向けたことも記憶の限りでは無くって、特に自分からそれらしき感情を誰かに向けられないことについてはいっちょ前に悩みもしました。でも誰かを好きだとか大切だとか親しくなりたいだとか思う気持ちは確かにあって。それは恐らく友情とか親愛という言葉で括られるものだと思っていて。但しその延長線上、或いはそれとは別に恋愛や性交渉といった像を結ぶことができないといった具合。

でもこの「恋愛がわからない」今の私の状態、自身の感情が未分化なせいで恋愛感情が起こっていてもそれをそれとして認識できていないだけの可能性も0ではないと思うんです。小学校時代の不登校やいじめが尾を引いて、人間関係で傷付きたくなくて周囲と距離を詰めない生き方をしてきたので、「普通は」体験すべき感情を体験せず育っている節は大いにあるでしょうし。

なので、今でこそ性指向の面ではアロマンティックアセクシュアルを自認していますが、今後ノンセクシュアルやデミロマンティックに動くかも知れません。その可能性を否定せず、揺らぎに身を委ねていけたらいいなと思います。

 

但し、性交渉についてはやっぱり厳しいと感じています。生まれの性別として(あまり使いたくない言葉だけど…挿入の主体として)行為に及ぶ想像って思い起こす限りしたこと無くて。だからいわゆる「シコる」形での自慰も無いです。

私のこれは性別違和も絡んでいるのでいるのは承知ですが、だからと言って私がSRSをしたら(これも使いたくないけど…挿入の客体として)行為に及べるかというとそれも違う。親愛で以て着衣のまま触れ合う位なら無くはないですが、「そこまで」でも充分じゃないでしょうか。余談ですが、こんな考えなのでSRSできても造膣なしと思っています。ほら、ブログタイトルはこうすると語呂が良いから…。

 

そこで出てくるのが先のツイートの「友達の最上級」だと考えていて。これを書いた相互さんは恋愛感情にカテゴライズしていましたが、私にとってはこれを(自身の内にもある)親愛にカテゴライズするのがしっくりきました。知人→友人の先にある特に親密な友人関係として、より頻繁に或いは深いやり取りを交わす相手…というのはイメージがしやすいものでした。

また、それは必ずしもセクシュアルマイノリティ当事者だけとは限らないと思います。私達の場合、「深い」所の話はどうしても性自認が絡んでくるので敢えてこう書きました。非当事者でも立ち入った話ができる友人もいれば、当事者同士であっても敢えて互いに触れはせず別の話題に終始する友人もいます。性自認は違えど広く当事者の枠内の方が「前提」を共有して話しやすいというのはあるかも知れませんが、まぁどれが良い悪いという訳ではなく

 

これはあくまで私が考える親愛と恋愛の在り方であって、それは本来なら、例えば「世間」のような特定の軸のみでは規定できないはずのもの。でもまだまだ「世間」や「恋愛至上主義(対象の性別を問わずね)」といった軸が根強く幅をきかせていて、その中でだけ人の在り方を語ろうとするのは窮屈だなぁと感じた今日のお昼から今にかけてでした。