ボールとポールを取ってホールを付けたい

性別移行に夢破れた大男。

風が吹けば

桶屋……を聴きに行く。

ということで、今日は大切な友人や"先輩"が出演するとある演奏会へ足を運びました。挑戦的な演目は聴く機会の少ない曲も多く、全身で満喫できるものとなりました。直前に情勢が大きく動いた中ではありましたが、演者・お客双方の徹底した対策を前提に無事開催できたことを嬉しく思います。私も次の土曜日は無事に開催できるといいな。

 

それはそうと風の話。強い日差しで暑いは当然ですが、今日は割と風も強く吹いていて。直しても直しても髪が靡いて乱れる……の繰り返しでした。風自体は暑さも和らぐし悪いことではないですが、ここばかりは厄介ポイント。鬱陶しさを覚えながらホールに入りました。

で、そのままトイレに入って鏡を見たら驚き。分け目がとても綺麗にできているではありませんか。後ろ側の毛流れとかまで気にしたらそりゃあ乱れはありますが、前から見た限りには良い具合。1本単位で額に貼り付くあの嫌なやつも無い。←こいつにはいつも難儀していたので、尚の事嬉しかったですね。ケープが効かない髪質なものでうまく決まること自体が珍しいのですが、こんなこともあるんだなぁ。

 

風は髪を乱すから普段は歓迎しないのだけれど、こういう日には許してもいいですね。ある種怪我の功名的な。でも平日は少しの乱れも文字通り命取りな綱渡り生活をしているからやっぱり許せない……かも。

ジェンクリ #54

必要な外出につきすまんな……と思ってはいるんですよ一応。まぁそんなこんなで通院をしてきたわけですが、朝の早い時間帯でも患者さんは多いですね。土曜日ともなると予約はずっと満杯なんだろうな。

 

主治医への体調報告は主にワクチン接種(1回目)について。副反応の強さに男女差があることと、自分がそこまで強い副反応でなかったことは「不謹慎かも知れないですが、あぁやっぱり男性なりなのか……って落ち込みます」と正直に打ち明ける。そうしたら『わかりますわかります』と頷く主治医。医師と患者という関係ではあっても"同じ"故に共感できる面はあるんだな、もっと言うと「主治医も人の子なんだな」と安堵を覚えました。心なしか場の空気が和らいだような。副反応で苦しい思いはできるだけしたくないのだけれど、強く出てくれれば男性であることをそこまで突き付けられず、変な話ですが喜んでしまうのかもですね。

 

前回の通院から今回までで精神的に揺さぶられる出来事が無かったのは幸いですが、母方祖母三回忌法要もあとほぼ1週間。何かしらの連絡はあるだろうし、次回までに3週間空いてしまうのはお盆の休診期間だとわかってはいてもちょっときつい予感。

狙われていた?

仕事はピークこそ超えましたがまだまだ下山中。少しだけ残業をして帰り支度をしていると、給湯室で久々に"例の保健師さん"と鉢合わせしました。それでちょっとばかし雑談をして。あちらは患者さんと常日頃から接する立場でワクチン接種を既に終えていたこともあり、副反応の話題が中心でした。2回目より1回目の方がしんどかったって、そういうパターンもあるんですね……。

 

って、言いたいことはそういうんじゃなくて。"例の保健師さん"も私と同じく残業をされていたんですが、私がまだ作業中にあちらの席をチラ見した限りでは、既に帰り支度が済んでいたようなんです。業務用か私物かわかりませんがスマホを操作していて、鞄も机上に置いているくらい。で、私が席を立ってマグカップを洗いに行った絶妙なタイミングであちらもタンブラーを洗いに来たんですよね。

これは考え過ぎかも知れませんが、私が帰り際に鉢合わせして話せればと常々思っていたように、向こう側も私が帰るタイミングが近いと判断し狙っていたのでは?『元気?』とどんな話題にも展開していける言葉から会話を始めたことも何だか引っかかります。そこから他愛ない話題に持って行くのではなく、寧ろ「何か私のことで気になることでもおありですか」とか「元気そうに見えませんでしたか」くらいの返しをしても良かったのかな。

 

結局したのは単なる雑談に過ぎなかったけれど、安心した気分で話せる人は弊社では貴重で。"私の事情"を話して重荷を負わせてしまう罪悪感はあれど、それをするならやはりこの方が候補筆頭だなと改めて思いました。

言ってしまえば会話を振り返って勝手に一人反省会をしているだけなんだけれど、この"例の保健師さん"に私が「男を辞めたい」と切り出すシチュエーションを想像するだけで泣きそうになっている自分がいるんですよね……。空想だけで目頭が熱くなり喉がぐぐぐっと詰まってしまうあたり、ちょっと色々やばい気が。

新・職場とセクシュアリティ #1

このタイトルを久し振りに見た方もいるかも知れません。約1年振りの開催となったこちらのオンライン勉強会に今日は参加しておりました。

 

諸般の事情により運営母体が変わりはしましたが、会の進行や内容はほぼそのままで装いも新たに再スタート。以前の団体の時にふとしたきっかけで参加を始めてから常連になり、色々な意見をシェアできたことや貴重な繋がりができたことを思い出します。実はこの会の案内が出た時には参加しようかかなり迷っていたんですよね。というのも、前の関係者には私の"政治的転向"が知られていたわけで。「不規則発言は出禁の可能性有」との旨が申込ページの記載にあり私自身も了承して参加はしましたが、『今更どの面下げて』と思った方も中にはいらしたかも知れませんね。

 

事例と討論を通じてまず思ったのは、こうした守られた場での穏当な話し合いは随分と久し振りだなということ。些か政治的立場の偏りはありましょうが、言葉を投げつけ合いはせず差し出すタイプのやり取りは、こちらもじっくり考える心の余裕が生まれます。本当に、この感覚を忘れていたなぁ……と。また、以前の団体から丸ごと引き継がれた会を行うに当たってのルール。今までは当たり前のこととして頷けていたそれに対して、今回はものすごく「腑に落ちなさ」があると感じました。ルールが悪いということは全くなく、単純に私側の考えが変わってしまった。肯定から入るとかワンクッション置いて尋ねるとか、公衆の安全や身の危険といった差し迫ったことの議論をしたりその話題で有力な論客の発言に目を留めていたりしていると、どうしても苛烈な物言いにならざるを得ない所がままあります。

ただ、この勉強会の場にはそぐわない。オンラインとはいえ顔が見える生身の人間同士で私が直近に身につけてきたスタイルを適用したら、人間関係も会自体も一発で壊してしまうのだろうな。文字だけだと、強い言葉を向ける為に"推敲"する時間的余裕もある。日常的にやっているがあまり歓迎されないスクショ晒しという手法も取れる。それらは、生身の人間・生の時間が流れる場では通用しない。

 

考え方・左右の違いはあれど、話し合いのやり方は勉強会で採られていた手法を見習ってみようかな……と少し思いました。昔取った何とやらではあっても完全に上書きしてしまった後だから大変な作業になるでしょうね。

今回は本当に久し振りの「職セク」で、闘争心剥き出しで議論をしなくても良い場があったのだということを思い出させて頂いたことには、感謝の意を表したいと思います。

耳鼻咽喉科 Bスポット療法 #23

2週間振りの受診となってしまいました。治療をするようになってから、丸々行かなかった週ができたのは初めて。お盆期間には休診のようですが、そういった先方都合ではなく、仕事量という自分の都合が理由なのは悔しいものです。

 

到着したら患者さんは少なめ。木曜日は休診なのに、駆け込みの人は案外いないものだ。前回見掛けた役者さんもいたな……骨レベルで細くて羨ましいったらない。

さて、期間こそ空きましたが炎症は『少し良くなってきてい』るようで、予想と反する結果に。吸入まで終えた後にはどろり濃厚トマト味だったのに。捲綿子は患部にまで触れて擦っているわけだから、そこは信じるべきなんだろうけど。それにしても今回は痛い……。2週間振りなのもあるのかな。擦り方は激しかったように感じて、実際息もできなかった。まぁ瀉血の側面もある処置なので、直後の出血くらいで驚いてはいられないんですよね正直。

 

No pain, no gain.

減収回避

今日、7月の給与明細が配布されました。

 

2等級になってから初めての給与。とは言え*1上昇幅が1万円前後なので、気になるのは昇給という名の実質的な減収。元から保険料・年金・税金・互助会費といった控除だけで5万円を軽く超えるので、税金額が増えたから手取り換算すると実は減っていた……というのはよくある話。振り込まれるのは明日ですが、内訳はもう見られるので早速確認しました。

すると、保険料が数十円上がっていたものの、他はほぼ据え置き。等級決定初月なので来月以降も同様かは正直見えませんが、昇給に伴う減収はひとまず回避できたようでひと安心です。

 

とは言っても、前職でもそうでしたがヒラの中での昇給は雀の涙。減らないだけよしとしておきましょう。せめて医療費くらいは満足に払いたいけれど、次の3等級は主任。残業代がみなし残業代になり『主任になる前の方が稼げてた』とはトレーナーでもある現主任の談。それ以前に弊部署では特定の年代(30代後半~40代前半)に職員が固まっているので、役職持ちが揃っている以上は定年までポストが空くことはありません。ここが頭打ち。そう考えると、今後の資金繰りについての試算もしやすくなります。老後資金を蓄えるのは難しそうだから、せめてそれまでに日本でも安楽死が認められるよう願っておきましょうか。

*1:等級通知書に書かれている額は『セカンドライフ支援金』なる給与規定に乗らない手当を含んだ額なので、明細上に記載された基本給の額は通知書のそれより2万円ほど低い。

形成外科

と、標榜している所を受診するのって実は初めてだったりします。

 

秋にちょっとした施術を受けるので、その事前カウンセリングということで行ってきました。もっとマシな日程があればと思ったんですが、今日の夕方しか空いていなかったので午後半休を取っての通院。場所はジェンクリとも近い、勝手知ったる彼の地。高校時代からM2の夏までほぼ毎週自転車で走っていた、教会に通う道の途中。なんとなく所在地は知っていましたが、いざ行ってみると「こんな所にあったのか!」と驚きますね。

 

受付でまずは問診票を記入。内容は割とあっさりしていました。待合室というか院の規模がそもそも小さく、若干の闇医者感も漂っていたような(失礼)。しばらくすると診察室に通されて院長と対面。施術の注意事項について説明を受けながら、私も気になる点を質問したり問診票に無かった既往の情報を伝えたりしていく。細か過ぎたかも知れないけれど、生活上で注意すべきことはよくわかったし、ダウンタイムのことはなってみなければわからない。そこは良くも悪くもお任せするしか無いわけで。私と同じような患者さんは多く診ていらっしゃるはずですし、疑問に的確に答えて下さった点からも信じられるかなと。宜しくお願いしますね。

で、カウンセリング後はなんと採血。その場で聞かされたのでうろたえてしまったけれど、甘い物を直前に摂っていなかったのは幸いでした。が、急だったせいで血液検査の1週間前くらいからいつもやっている"コンディション調整"をしていなかったので、色んな数値が引っ掛かってしまわないかとかなり心配。中止にならなければ良いけれど。最後に、持参するよう指示されていた書類を提出して終了しました。来月に改めての体調報告と前日までに振込を済ませればOKとのこと。

 

ここにするかどうかは悩みましたが、「行こうと思えば1時間かからず行ける」のがやっぱり大きかった。東海方面だと、安くても何かあった時にすぐ診てもらえないのがリスクと判断。懐は痛いけれど、安心は金で買う。嫌ってはいても自分の身体なので。

 

それはそうと、エントランスにあるサボテンが"そそり立って"いるのが意味深に感じた。修正線は……入れないでおこう。
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