ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

胸痛

昨日のお昼〜今朝くらいにかけての出来事。

 

風邪は恐らく治りかけ。喉奥の痒みが強く咳はまだ出ますが(それで新たに喉を痛めた節が…)、倦怠感や熱はありません。痰も次第に色が薄くなって出なくなりました。

しかし、胸痛がするのです。実は拗らせて肺炎に?と疑って試しに深呼吸をしてみるも、痛みは呼吸と連動したものでも身体の奥の方から来るものでもないので、その線は無いだろうと判断。自分で痛みの座はどこかとモニタリングしていると、乳腺の線が濃厚という結論に。胸痛というか、胸の張りです。胸の。

 

確かに乳首は夕方からずっと敏感でした。職場のセキュリティカードを胸ポケットに出し入れするだけでもなんか変な感じで。帰宅してから部屋着のTシャツ(ちょうど刺繍が入ったやつ)に擦れるのも耐えられずチューブブラを着けたほど。そして時折、乳腺の張りがやってくるのです。

もしやこれは胸の成長なのでは?と淡い期待をしてしまう私。”フライング”当初は強めの錠剤だったので、似たような感覚は結構ありました。というか当時は階段の昇降でも痛かったくらい。その時に然るべきケアをしておけば今はもう少し大きかったのでは…との後悔はありますが、久々の感覚です。あ、今も右にちょっと張りが来た。

これは先月末から使用を始めたジェル剤の効果なのでしょうか。もしそうなら、このままこの感覚が継続してもう少し成長して欲しいところ。経過はじっくり観察して、次回のジェンクリの時に報告できればしようかと思います。それもいいけど私は宿題をやろうな?

 

まぁ、仮に大きくなり過ぎたら職場や実家でどうするのっていう問題がありますけどね…多分無い気がしますが。

男性の仕事・女性の仕事

弊社のお話。

業務の中で発生する紙類の運搬作業という「男性の仕事」があるのですが、この度管理職に昇格した男性が抜けることに。男性の人員が少なくなり当番の見直しが図られた結果、今月下旬からは男女問わずヒラ全員で回していくと決定しました。この報せを聞いた私は「担当業務の一つがようやく性別役割分業から解放される!」と思いましたが、一方でそう喜んでばかりもいられないなぁと感じています。

 

今回の担当者変更は多くある業務の内のごく一部に過ぎません。昇格に伴う人員不足が事の発端でしたが、裏を返せば、昇格が無ければ当たり前のこととして性別役割分業が続いていたとも言えます。見直そうという動きすら起きなかったんだろうなと思うと、絶望すら覚えてしまいます(私は新人故に、見直しを働き掛ける力も度胸もありません…)。

 

ある業務が性別で割り振られていたとして、それに不自由しない人にとってはそのままが楽なんですよね。しかしそうではない人もいるのです。前者は「男性の仕事」「女性の仕事」とされるものが何故性別で分けられるかの必然性を問う必要が無いし、所与の状況を疑うという考えがまず起きない。役割を振る側でさえも、特に深く考えず漠然としたイメージで振っている可能性がある。「男性は力があるから運搬」とか「女性は家事で水まわりの扱いに長けているから給湯室掃除」とか。

後者の一人として、このような「雑な」分け方をされるとまぁ居心地が悪いんですね。業務単体として望まない性別の方に割り振られていることもそうですが、それ以前に男女二元論で分けられていることが。以下は私個人の意見ですが、たとえ現職で在職トランスできたとしても、「女性の仕事」に割り振られたら居心地の悪さはさして変わらないでしょうね。

 

組織を運営していくに当たって、個々人を見て「適材適所」の配置をするよりもわかりやすい属性で振り分けた方が楽なのはわからなくもない。しかし、運営上の楽さが全員に幸福をもたらしているかというと、必ずしもイコールではないと思うのです。性別の問題以外にも、それぞれが持つ能力の問題として向かない人・居心地が悪い人なんてもっとたくさんいるでしょうし。上述の例で言うなら、「痩せていて非力な男性」は運搬に、「実家暮らしで家事は親に任せきりだった女性」は給湯室掃除には向きませんよね。

 

男女二元論で組織が動いているというのは、該当する業務一つひとつの問題というよりは組織風土の問題だと思います。それに疑いを持たない個々人の集合が組織を形成しているので。つまるところ弊社は割と古い風土な訳で、それを崩しにかかるのは一筋縄ではいかないなぁと思います。せめて「同志」が社内に一人でも居れば違うのですが、居たとしてここの空気じゃそうも言えないよねぇ。

うーん、ハードモード。

下半身脱毛 1回目

終えてきました、下半身初回。上半身以上にコンプレックスだったので、今日が来るのが楽しみでした。まぁ全身濃くて嫌なのですが。

 

流れは上半身の時と同様。まずは服を脱いで横になる。部位の都合上、照射は男性看護師。局部周辺もやるのでね…。正直、いわゆる男性に対しては(前から)割と「異性感」を抱いてしまうのですが、今日担当のNsさんは穏やかな口調と茶髪マッシュという出で立ちもあってかそこまで異性感を覚えず。施術もとてもとても丁寧な方でした。

 

さて、最初の関門が照射部位のマークと剃り残しの剃毛。ただでさえくすぐったがりな私ですが、脚をサインペンでなぞられるのでそれはもう…始まる前から悶絶していては世話ないのですが、弱いものは仕方ない…。耐え難きを耐え、いよいよ照射へ。

Nsさんは穏やかそうに見えて意外とスパルタ。一番痛い脚の付け根から照射すると言うのです。曰く、最初に最大値で基準を作っておけば、残りはそれ以上痛くはないとのこと。この言葉を、のちに実感と共に納得することとなります。

 

上半身が思ったより楽だったので、ぶっちゃけ舐めてました。すみません。

 

濃い毛が集中しており且つ色素沈着もある脚の付け根は、髭初回ほどとはいかなくても想像以上の痛み。ここ数ヶ月は体感していなかった強さで、うら若き乙女らしからぬ

ぉお゛ぅふっ゛っ゛っ゛!!??

と雄々しい声が出てしまうほど。最近出していなかった低い声とこのような形で再開することになるとは…。

 

元が濃いのもあって全体的にきついのですが、付け根に比べたら腿やふくらはぎはまだ耐えられるレベル。流石に骨ばった所は声をあげてしまった。

さて、上から下の順番で両脚のオモテ面を終えたら、次は  ウ  ラ  面  が  待  っ  て  お  り  ま  す。オモテより肉々しいので楽かと思いきや、ウラも付け根は痛かった…。お尻の割れ目周辺が結構なものだったので、来月のVIOは麻酔を使うとは言え、その苦痛はいかばかりかと震えてきます。膝上は多少楽でしたが、膝下から再び痛みが。忍び難きを忍び、下半身全エリアの脱毛を終えました。

 

最後に炎症止めの軟膏を塗りながらNsさんが「お疲れ様でした〜よく頑張りましたね」と労って下さり、逃げずに耐えて良かったと感じます。Nsさん自身も備え付けの全ての機器で身をもって体感しているらしく、痛む部位に関する施術中のお話には説得力がありました。感じ方がほぼその通りなんだもの。

上半身よりも下半身の方が効果が出やすいらしいので、当分シェーバーを当てなくて済むような脚になることを願うばかり。

 

さぁ、来月はいよいよデリケートゾーン。例によって明日から予約電話チャレンジですが、泣く程の痛みと言われるかの箇所。果たして私は耐えられるのか?SRS前にはやっておいた方が良いと聞きますし、髭初回の地獄を耐えたのだから頑張れ私!

 

No pain, no gain.

咳と声

風邪なのでこんな話題ばかりですが、昨日よりは咳・痰共に少なくなってきているので、後少しだと思いたい。

 

さて、何度も何度も咳をしていて気付いたのですが、咳ってその人の本来の声の音域に沿っている気がしませんか?

一応私の地声の状況を記しておくと、「音域としてはヘ音記号下線第一線のE=ミから上線第一線のE位(調子が良ければその上のF=ファ)まで(9/13の記事参照)」。普段はエッジを抜いた高めの声を意識してはいますが、元々が低く喚声点はすぐわかってしまい、声パスには程遠い状況。

 

そんな私が咳をすると地声と同様に低い音の咳になって、早い話がモロバレな訳です。マスクをしていると目元のメイクだけで済むとか言っている場合ではございません。女性の身体で生まれた人は「声の高い人」でなんとかなったり男性ホルモンの投与で声が低くなったりしますが、逆の場合はボイストレーニングしかないので、性別移行中の咳は死活問題。

「声バレ」は極論を言うと喋らなければバレませんが、咳となると不随意的に出てしまうので能動的な対策が非常に難しい…。(バレるとまずい関係性の)人と合わない間に治ることを願うしかないのが現状です。

 

そこで有識者各位にお聞きしたいのは、トレーニングで女性の声を得たら咳も音域が変わるのか?ということ。私はその域に達していないので、どこまで声をコントロールできるかが体感としてわからないのです。声パスによって「咳パス」も達成できるのなら、不調時にも多少は気が楽になるというもの。その辺わかる方がおられましたら教えを請いたく。

まぁまずは自分の体調を回復させることが先決ですがね…。トレーニングもその後。防音室があれば毎日練習できるのに。

回復力

は低い方です、若い頃から。この風邪(気管支炎?)も1週間。回復したと判断できるのは、一番具合が悪かった時よりも声が出るようになった点と、痰の色が少しだけ薄くなった点でしょうか。外傷も治りが遅く、ちょっと傷口が深いとずっと痕が残ってしまいます。小さなホクロの手術・縫合痕とかも、時間は経てど目立ちっぱなし。

 

この体質は実母譲り。最近までは「嫌な所を継いでしまったなぁ」と不調や怪我の折に難儀する程度でしたが、SRSや睾丸摘出手術を意識すると心配になってきます。通常指示される固定・消毒・抜糸の期間通りではまだ傷口が塞がらないのではないか、たとえ傷口が塞がっても形が綺麗にならないのではないか…と。造膣無しを考えているのも、性的交渉を望まないことに加えてこの体質のことが理由としてあるのです。

全身脱毛の契約時も、体質が理由で受け付けてもらえなかったらと心配しましたが、手術痕を見せた上で、その周辺は照射しないということで何とか契約できたのです(私が行っている所はケロイド体質だと契約不可)。

 

これからジェンクリの通院を続けていく中で手術の話をする時も来るでしょうから、「体質的にどこまで可能か」も相談する必要がありそうですね。勿論その他にも資金とか各所へのカミングアウトとか、心配することは山ほどありますが…。まずは自身の命と身体があっての話なので、心配事には変わりありません。

 

さてさて、朝昼と内科に行かず臥せっていましたが、これで週明けに回復しているのでしょうか…?身体も心も下向きになりがちでいけません。

体調不良

なかなかどうにも回復しません。咳とか痰とか気管支炎様症状なので、このままこじらせて肺炎に…?と急に心配になってきました。

 

昔から、体調を崩すとすぐに大病に結び付けてしまうのは悪い癖。と言っても、健康情報番組を観るのが好きだった両親の影響が大きいと感じています。特に実母は私に対する心配のし方が過剰だったので、私の体調の変化を「もし○○だったら」とやたら深刻に受け止めていたのを覚えています。

それに倣って?私も上述の癖がある訳で。…まぁ大体は杞憂に終わるのですが。過去1年でも、口内炎が長引いたので舌癌を疑って口腔外科に行ったり(ただの口内炎)、右手の痺れが続いたのでホルモン剤も服用しているし脳梗塞による血栓では?と疑って整形外科→神経内科MRI検査とハシゴしたり(仕事環境の変化による手首への過負荷)…。

今回も杞憂だと良いのですが、肺炎以外にも永久気管孔を開けることにならないか等々心配が尽きず。基本的に自身の変調に対する思考が破局なんですよね、私。ホルモンの影響でやや涙脆くなった…とかを抜きにして(まだその辺の影響は強くは出ていないと思います)。

 

私がこう思うようになったのも、実母の過保護さが深く根を下ろしているなぁと感じる次第で。実家時代、それによって守られた健康も勿論あるのですが、何がなんでも私を手元に置いておこうとする”重さ"に繋がって耐え難くなり。こういう不調の時はどうにも気が滅入り何かに縋りたくなるのですが、それでは相手の思う壺だしまた体調と無関係の容姿disが始まるので、実家での療養という選択肢は基本的にありません。すぐ近くに頼れる家族やパートナーがいる方々が、こういう時は羨ましい。

 

先日の #AceFesta で私も他の方々も挙げていた「Aceアパート」や「Aceシェアハウス」の夢物語、実現したらいいよねぇ。別に有事対策という訳ではないけれど。Aceとしての相手との関係性についても、そう遠くない内に書こうかしら。

今夜は取り敢えず、土日の予定をできるだけごめんなさいしないようにとっとと休みます…。

下着 〜 上編

今日は風邪で半休を入れてしまったので、こんな時間の更新です。鼻と喉の間をやられることが多いのに、喉の奥(気管支辺り?)をやられて咳と痰に苦しんでいます。皆様風邪にはお気を付けて…。(フラホルしてから風邪引きやすくなった気がする)

 

さて、下着(下の方)の話に続いて上の方の話を。昨夜は大切な大切な友人とのディナー🐑🍴だったのですが、その後話し込んで(幾ら話しても足りない)いたら、私に胸があるという話題に。その時は大きめのニットチュニックを着ていましたが、まさか…と。

実は私、フライングホルモンを始めて少し経った頃、乳腺が張る時期がありました。最初は強めの錠剤だったこともあるのでしょうが、ほんのりと膨らんだのです。張った時期を過ぎるとほとんど膨らまなくなったので、トータルではまな板レベルだと思っていた訳です。

 

しかし「ある」と。私の体格を以てしても胸筋とは誤魔化せない質感のそれには、然るべき下着が必要だという話に。夏はトップスの生地が薄いので透け防止に1枚インナー(よくある速乾Tシャツ)を着ていましたが、どうやらそれでも目立ってしまっていたようです…///

 

…という訳で、上も買い足すことになりそうです。まぁパッドを入れる用に持ってはいるのですが、入れなくてもカパカパにならず保護できるようなスポーツタイプをと思っています。ほぼまな板なのでワイヤー入りは無しで。ジェル剤で今後の成長は見込めるのでしょうか。或いは注射に変更後?大事な身体はしっかり守らねば、との気持ちを新たにしました。

 

あれ、職場のクールビズ期間…もしかして、見えてた?