今日はお盆休みの最終日。でしたが、「リアル脱出ゲーム」の関係で前夜から落ち着かず…。予定を済ませ、乗り換え駅の改札を出ようとした所で事件は起きました。
私とすれ違いざまに若いニイちゃん『気持ち悪ぃ』って言ってたなおい…こっちだって好きで男辞めてんじゃねぇよ…男のままじゃどうしても生きるのが無理だったから必死で男っぽさ無くそうとしてんだよ…自分の努力不足とは言え悔しいものは悔しいさ。
— じゅり@9/20職セク、10/19RCT、26Aceのおうち昼 (@julia88h) 2019年8月15日
この時、ちょうどイヤホンのバッテリが切れていたので外していたんですね。いつもは何言われるかわからなくて怖いから基本は着けているんですが。でもまさか、周りにそのニイちゃんと私しかいない状況で、吐き捨てるように、言われるとは思いませんでした。
もしかしたらイヤホンをしている時もこういう人はいたのかも知れないけれど、幸いにも私に聞こえるように言ってくる通行人はおらず。今更ですが、これがRLE途上の辛さってやつですか…平沢ゆうな氏の自伝漫画にもそっくり同じようなシーンがありましたね。
尚その時の格好。
スーツ部分はメンズ、ブラウスとベルトはレディースという中途半端さ。メイクはしていても顔の輪郭モロ出しだったのでバレバレなのは仕方ない。
でも私の容姿が幾ら悪いからって、すれ違いざまに暴言を吐かれる謂れは無いと思うんですが、まだまだ世の中はそんなもんなんですかねやっぱり。我々トランスジェンダーは何を言われてもいい存在で、言った側は責任を問われることも無いと。例のニイちゃんみたいな人が、私の耳の前で言わないだけで同じように思っている人がゴロゴロいると。
なんとも世知辛い話だが、そういう連中を黙らせるような容姿を自身が手に入れないことには仕方ないのよね…。まずはやっぱり顔面。メイクと脱毛とほくろ切除。それで駄目なら額への脂肪移植とかも考えないと。
性別移行「途中」の人間に関しては、恐らく「そのままでいい」ということは有り得なくて。自身の不断の努力により、望まれる扱いを受けるように姿を変えなければならない。時には振る舞いも含めて。これからの私の大きな課題ではあるけれど、やはり説得力を持たせねば。当事者同士で傷の舐め合いばかりしてはいられない…。自身の状態によってはそれが必要な時もあるけれど、最終的には理解のある人も無い人もいる世の中に放り込まれるのだから。
いつかは卒業…しないとなぁ。