ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

2018.10.6-8 広島・尾道

に行ってきました。

3日前の記事で書いた、漫画「しまなみ誰そ彼」の聖地巡礼ということで挙行した今回の2泊3日旅行。聖地云々を抜きにしても、とてもとても楽しく幸せに包まれた旅となりました。

旅路を写真と共に振り返ってみる。

 

初日 〜新幹線〜

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乗車したのは朝6時台。お互いに前日は深夜まで予定がありましたが、本気を出して然るべき時間に合流。朝焼けに当たりうつらうつらしながら、新幹線の名物アイスクリーム(ラクトアイスではない、ここ重要)に舌鼓。

 

初日 〜広島市内〜

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まずは定番の場所をということで、原爆ドームを見学。廃墟と草木-死と生-の同居に心揺さぶられる。
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お次は宮島…と思ったら、なんと台風による強風の影響でフェリーが運休。名物の穴子を食べ、泣く泣く市街へUターンしホテルへ。次回のリベンジ候補筆頭です。

 

2日目 〜尾道へ〜

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いよいよ本丸の尾道に到着。日差しが強くても風は秋のそれ。作中でも目にした景色が眼前に広がる感動を味わいつつ、尾道ラーメンを食す。

 

2日目 〜山頂〜

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誰かさんとたすくの出会いの地、千光寺公園展望台へ。ジャンプは禁止。行きはロープウェイで登ったのでちょっと散歩とはなりませんでしたが、絶景でした。大地さんも食べたはっさくソフトは、頂上からの景色のように爽やか。

 

2日目 〜下山〜

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その後は徒歩で下山。道中では猫とも会え、お洒落な雑貨店もちらほら。多くは古民家のリノベーション物件のようで、猫グッズのお店には作中のメインコミュニティとなる空き家再生NPOの案内が。友人にネックレスとブレスレットを選んでもらいました。

 

最終日 〜海沿いにて〜

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駅前の海に面したエリアで撮影タイム。たすく達が通学で使う乗船場や、内海さんが小山さんに渾身の訴えを投げ掛けた板張りの道へ。名物スイーツを堪能し、お土産を買って一路広島へ。

 

最終日 〜旅の終わりに〜

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お好み焼きで腹ごしらえをして、帰りの新幹線に乗車。さていよいよ東京着という手前で、今回宿や移動の手配をしてくれた友人に尾道でこっそり買っていたヘアゴムをプレゼント。似合っていたし喜んでくれたので、寂しいながらもあたたかな気持ちで旅行を終えられました。

 

〜その他諸々〜

事の発端は私がtwitter経由で「しまなみ誰そ彼」の記事を見かけたこと。繊細で、苦しくて、でも救いもある---そんな作品が私の琴線に触れて気付けば一気読み。友人も気になったとツイートをしていたので、会った際に全巻貸出。返却のタイミングはちょうど映画「カランコエの花」を見た時。映画と漫画の感想を語る中で、聖地巡礼をしようと決めたのでした。友人の類稀な行動力-今までの私に一番足りなかったもの-に乗っかって、この時の勢いで予定を押さえて本当に良かったと思っています。

 

そして夏も終わり実際のルート検討へ。私は仕事の環境上勤務中のインターネット閲覧ができず。職場も都心からは少し離れているため、今回の旅行の手配はほぼ友人に任せっきりでした。手配に入る少し前の時期に友人がプライベートでのキャパオーバーから体調を崩していくのを見ていたので、手配開始は懸案が過ぎた後とは言え実はとても心配なのでした。こちらは思うように動けないし、あちらが元気に見せていてもいっぱいいっぱいだったらどうしよう…と。

取ってくれた宿はとても快適で、そこで過ごした時間もまた旅を大きく彩るもので。だから何かしらお礼を…と思い、上述のプレゼントに至るのでした。旅のきっかけにしかなれなかった私からの、せめてもの感謝として。

 

また、私は旅行自体を目的とした旅行に友人と行くという状況が物心ついてからほぼ初めて

遠出するのは法事だったり出張だったり演奏のためだったり。昨年行った日帰り旅行も単独。大学時代も課題や部活で手一杯で、殆どずっと関東圏内でした。そんな私が誰かと旅行に行くなんて、多分年始の私に言っても信じないでしょう。

 

優しく行動力に溢れる大切な友人との初旅行は、唯一無二の充実した3日間でした。これが当分日々の糧になる。再訪を誓った広島・尾道。次こそは宮島と尾道の島々へ…またいつか必ず!!