ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #1

初診を終えてきました。

場所が実家近辺なのもあり、迷わず15分前に到着。この地域にありがちな洋風の戸建を改装したようで、とても清潔感のあるクリニック。受付は穏やかそうな高齢女性。本日初診の旨をお伝えすると問診票が手渡されました。電話の時はただ予約とだけお伝えしたのですが見た目でわかったのでしょう、「こちらも必要ですかね」とジェンダーに関する問診票も追加。待合室で記入しました。

治療の希望有無は問診票の段階で割と細かく訊くんですね。異性装での生活、職場での受容、改名、性器摘出、SRS…まぁ挙げたものは希望するとチェックしましたが、SRSの欄に「?」を添えるとは自分でも思わず。現実(資金や傷が治りにくい体質)的に可能なのかとかそもそもXのSRSって何だとか考えていたら「?」を書いていました。自分の性別について「どちらでもない」のチェック欄がある辺り、相互さんからの前情報の通りXにも対応されているようで(と言っても私、造膣なしの女性器形成は受けたいと思っているんですよね…それ考えていくとX名乗っていることにも疑問が出てくるのですが)。

 

問診票提出から20分ほど待って診察室へ。初診のDrから問診票に従ってされた質問に答えたり、受診経緯を話したり。不安は杞憂、とまではいかずとも、穏やかに淡々と。

ホルモン剤のフライングとその量についても訊かれたので正直に回答。本日採血をしてホルモン注射の可否を判断することになりました。すぐに診断書が出る所もあるらしいですが、ここは「ガイドライン」に沿った治療を実施。自分の身体のことなので、時間掛かっても安全に治療を進めたいと思ったのもここを選んだ理由の一つ。

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン|公益社団法人 日本精神神経学会

 

そして次回の宿題として、自分史の提出が指示されました。小学校入学までをA4で1〜2枚、加えてその時期の写真を4〜5枚&描いていた絵まで必要とのこと。更に私には懐かしのSCT(文章完成法テスト)も。採血の結果も不安ですが、自分史の為に実家へ行き写真等を手に入れねばならないことがかなーり負担。実家はクリニックから近いので留守ならこっそり入ろうかとすぐそばまで行きましたが、あいにく在宅につき断念。未カムがスカート姿で帰るのは流石に無理だ…。

 

どうあれ、写真は実家寄って入手するしか無いし血液検査の結果もこれから足掻いたところでどうしようも無いので、2週間後の診察までに自分史まとめます。幼稚園の頃ってそんなに性別どうこうという感じではなかったけれど。

 

さて、今日はこれから某YouTuberさん主催のXジェンダー交流会。交流自体も楽しみだけど、性自認を改めて見直すきっかけにもなるかな。