ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

悩みのウェイト

先日の交流会を機に…という訳でもないけれど、ぼんやり考えていたこと。私は性的指向性自認の2面でマイノリティですが、どちらの悩みの方がより強いのか。ブログ記事の比率からおわかりかも知れませんが、結論を言ってしまえば

 

トランス>>>アセクシュアル

 

だと最近はっきり思うようになりました。だからと言ってアセク故の悩みが無い訳ではありませんが、今の生活では直面する状況が比較的少ないと思います。

 

職場はプライベートをガシガシ詮索する風土ではないし、音楽仲間の中では他の話題が優先されるので特に普段から恋バナを耳にする訳でもないし。リアルでお会いしたことのあるセクマイ界隈の方々も、多様であることが当たり前の前提に立たれているので不躾な押し付け(あ、韻踏んだ)は皆無。

「異性間の恋愛・結婚当たり前」「まだかまだか早くしろ」といった圧力が強いのは原家族くらいのもの。それはそれで問題ではあるのですが、昨年末以降は意識して実家に帰らないようにしているので、悩みの原因からは一応距離を取っている形になります。

 

一方のトランス。職場はこれまで何度も書いているように息をするように男女分け。多目的トイレも来客用区画にしか無い。多様性の「た」の字も無い画一的な外見の面々。音楽関係こそ今はこういったことを余り気にしない(ように感じられる)面々と一緒にやれていますが、全員がそうとは限らない。何より、本番のフォーマルな服装は特別に取り決めが無い限りハッキリ分けられてしまう。

セクマイ界隈、リアルでは幸いなことに気にせず過ごせますが、ネット上にはパス度が高く治療や環境調整の荒波をもろともせず進んでいく方々ばかり。”戦友”として憧れますが、比較して自分は移行が遅々として進まず。一に忖度二に忖度で、波風を立てないことを至上命題にして生きてしまっている。そうした考えを形成する上で大きな影響を受けた原家族には、典型的男性から離れていく見た目を時にネチネチ時に脅すように毎回ディスられる始末。勿論、”我々”への偏見もたっぷり。

 

環境ベースで挙げてみましたが、身体の方の違和感も満載なので、それを含めてトランスの悩みが大きい今日この頃です。とか言っていると、恋愛関連の話題が不意に飛んできたりするので油断はなりません。自分がその手の感情を向けられることの無い人間なのが幸いでしょうか。

 

さぁ、ジェンクリが金曜日に迫っているのに宿題が全然仕上がっていないので、ちょっと本腰入れて取り掛かります。