今日は朝昼と吹奏楽の練習でした。新年初吹き(合奏)となった此度の現場は今月下旬が演奏会の本番。この情勢ですが中止はせず、無観客ライブ配信という形で挙行する予定です。勿論、換気やマスクの着用、消毒にぼっち飯の徹底といった対策も完備。何も無く全員で当日を迎えられますように。
さて練習終了後、団の首脳陣の一人から不意に声を掛けられました。「あれ、参加費は既に払っているけど何か不備があったのか……？」と思いながら応じると、こう言われました。
『(私)さん！訊くの忘れてたんですけど、演奏会ドレスで出ますか？スーツで出ますか？』
え、いやそんな軽い口調(失礼！)でいきなりセンシティブな話かいwwwと面食らう。でも、相手とはこの現場以前に共通の友人繋がりで既知、且つ私の事情をある程度知った上でこう訊いてきて下さったんですよね……。まぁ勿論、私が当日いきなりドレスを持ち込んで周りの純女メンバー達が動揺する等のトラブル防止という運営上の理由でしょうが、深刻にならないように打ち上げ花火を何処から見るかみたいなノリで話してくれたのはこの方の性格やお気遣いがあってこそ。そこも含めて感謝しきり。持つべき者は……というやつです。
当然ですがスーツと返答。それに向こうも承諾してやり取りは終了しました。自分の身体の状況を考えたら、とてもじゃないけれどドレスなんて選択肢は取れませんって。まだメスの一つも入れていない屈強な身体で。そもそも持ってすらいないし買う予定も無いしね。
昨年ホームのオーケストラでも同様の打診があったけれど、その時は「治療の進み具合によってまた相談させて頂く」とだけ伝えた。でも演奏会衣装についてホーム含め種々の現場で「相談させて頂く」のは、フルタイムになった時でもオペ後でも(戸籍変更後でも)ないと考えています。体格に関しては大は小を兼ね得ないので、現世ではスーツを貫くつもり。これが今の私の結論です。
なので、今日も今までもこれからも、お気持ちだけは頂戴しますね。ありがとうございます。せめて肩幅があと20cm狭ければ違ったのかも知れない。
