ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #43

新年初シリーズもそろそろ終わりでしょうが、新年初ジェンクリ通院をしてきました。久し振りに歩くこの地にノスタルジーを覚えながらも、足を伸ばしてSTAY実家だけは絶対にしてやらない構え。

 

さて、主治医と受付に新年の挨拶を済ませて年末年始の状況報告。電話や物資の送り付けこそありましたが、"襲来"は無かったこと。それでも三が日が終わるまではいつ来られるか不安で仕方が無かったこと。今年は夏と秋にそれぞれ母方・父方祖母の3・13回忌があるので今から気が重いこと。睾丸摘出をしたい気持ちが高まっているが、更年期症状や抑うつ症状が今より強く出て仕事に支障をきたすのが心配なこと……。って、当座は凌げたけれど課題は山積みじゃないか。

特に睾丸摘出は、睾丸や精子や性交渉とかどうでもいいから取りたい。でも症状が出て職場を「*1原因不明の体調不良」で休むことが続くと、カムより先にクビになりかねない。でもどんどん男性化する身体や年月は待ってくれないから取るなら早くしたい。でも……の無限ループ。何処かで割り切らねばとは思うのですが。

これに対して『自分らしく在れる為には安全第一で』と主治医。「カミングアウトやフルタイムがいつになるかもわからない」現状から見たら、今まで取ってきたこの方針は確かにその通り。しかし、「いつまでも安全第一じゃ手遅れにならないか?」と思ったのです。言わなかったし既に手遅れではあるけれど。ただでさえ"男"を煮詰めたような容姿に高テストステロン値とハンデを抱えているのに、悠長にホルモン投与だけで経過観察をしていて良いのでしょうか。今の私には、どうしてもそれが良いとは思えないんですよね。

 

ここに来て主治医とは見解がずれてきている私。治療方針に反することを独断で進める訳にも行きませんので、しばらくは主治医と話し合うようにすべきだと感じております。後々何が起こっても良いように、主治医が一度は首を縦に振って下さればなぁ。

*1:職場視点では睾丸がどうとか知ったことではないので、ホルモンバランスの乱れで体調を崩しているとは夢にも思わないはず。