ちょっと話し過ぎました今日は。だってこの2・3日で色々あり過ぎなんですもの。無理。でも主治医に遮られてしまう程とは、反省。
ジェンクリの前には分籍届の提出や実家ポストのチェックに行きつつ第二希望の不動産屋とやり取り。これだけでもだいぶ疲れて長い1日。体調の報告もそこそこに第一希望の不動産屋との件を仔細に報告しました。
オーナーからのメールを読み上げ、その内容に目を丸くする主治医。カミングアウトをするつもりだけれど、実家でも職場でも今まで避け続けてきてマトモなカミングアウトをしたことが無くてとても不安であることを伝える。私が話そうとしているのは下記。
- 当初は身なりのことで突っ込まれるとは思っていなかったので事情をお伝えせず申し訳無かった旨。
- 「性同一性障害」という病気で、男性の身体で生まれたが女性になる為の治療を主治医の管理下で受けていること(診断書も見せる)。
- 一貫して昼職に就いてきており水商売とは関係無く、友人を連れ込みうるさくするようなことも無いこと。
- 今後、改名で名義が変わったり手術で長く留守にする可能性もあること。
- 私としても他の入居者さんとトラブルにはなりたくないので、入居するなら挨拶も兼ねての事情説明も吝かではないこと。
主治医からは、『とても誠実さが伝わる』とのコメント。そして『後は相手次第』とも。私が不安だったのって、その『相手次第』な所を自分でコントロールできないから。ベストシナリオ通りに物事を運ばせられないから。でも、そこはどうあっても私が腹を括るしか無い所なんですよね。私の選択に対して主治医はコメントを下さって。それで恐らくあの方は私が自分で選択していないとこうはコメントして下さらなくて。口癖のように『それはご自分で決めること』と仰る主治医。何か言ってくれと何度思ったかわからないけれど、人生は誰かのシナリオ通りにはいかないし誰かがコントロールすることもできない。そういうことなのだと思います。いや、やっと少しだけそう思えるようになってきたというのが正しいね。コントロールしようとする人の下に永くいると、この辺の頭が育ちにくくてかなわん。
もう、後は明日オーナーさんと正直に向き合うのみ。これを経て私は一つ大きくなれるのかな。
なお注射の方は少し痛いながらもサラッと終了。Nsさんとのちょっとした雑談もまた心の荷を僅かに軽くしてくれる。多分10日後に乗り物酔い様症状が出るのも変わらんでしょう。あと夕方に注射なのに昨夜の塗り薬を忘れたせいで直前まで結構頭痛と胃のムカムカがあった。
ああ怖い。でも待ってもくれないし誰かが代わってもくれないんだよね。ご破算になったら第二希望がまだある。そこが望み。