ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

考課面談 2020年度下期

公私の私の方で胃の痛い出来事が続いていますが、公の方でも胃の痛いこと一つ。昨年度分の考課面談がありました。

 

私の前の先輩が本来45分のところ1時間10分もかかっていて、さて私はどう処刑されるのかと戦々恐々。仕事ぶり然り、容貌然り。"最後通告"も遠くないと思っていた私。ところが待っていたのは、予想の真逆をいく評価でした。

上司、なんとまぁ甘々にかなり高めを頂きまして。今まで手を付けられなかった部分の運用改善や積極的に休職者フォローに回ったことを中心に評価され、ダメだという方向のコメントは無かったんじゃないかな。指摘事項があるとすれば、昨年度に行ったことを踏まえた新運用の地固め。私からしたら「そんな当たり前のことを考課の材料に入れないでよ……」と思うような些細なことまであげつらって、或いは拾い上げて、責任感やコミュニケーションについては私史上最高点を獲得。

こんなことを書くと『お前がまさかそんな』と驚くかも知れません。確かにCOVID-19の影響で万年繁忙期だった状況下で且つ休職者も出た中でのことだったので、今回の高得点が『今回限り』になる可能性はあると言われています。ですがそこはそうならないよう、少なくとも『2020年度下期と比べてどうした』と言われないように粛々とできることを重ねていこうと思います。

 

しっかしまぁ、責任感の評価について「就業規則を常に気にしながら仕事をしていること」を根拠の一つに挙げられた時はびっくりしましたね。誰もが当たり前にしていることだと思っていたから。しかしどうやらそうではないらしい。休暇とか自分の損得に関わる所は見ても、処罰まではそうそう目が行かないんだとか。これはやっぱり私が"後ろ暗い"所の多い人間だから気にしてしまうのでしょうね。家庭の事情もそうですが、何よりセクシュアルマイノリティであること。それを隠しながら治療を進めていること。それに関わる労働争議の事例を日常的に目にしていること。この辺を抜きにしても使用者はいくらだって横暴になれると知っていること。だから、自分の行動や外見が就業規則に照らしてどうかには敏感なのです。いくら面談の終わりに公私のストレスは無いかと尋ねてくれるような上司だとしても、私の"後ろ暗い"所を明かせばいつ掌を返されるかわかったものではありません。勝って兜の緒を締めよではないですが、警戒心は解かずにいきましょう。

 

ついでに自己評価シートの『文章がうまい』なんてことも言われたけれど、もしかしたらブログの継続が奏功しているのかも知れない。語彙のチョイスに関しては、別に「多寡」とか「厭わない」は普段から使うと思うけどなぁ。