ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

髪の長い来客

今日の夕方、職場の通用口近くを通ったら目立つ人影が見えました。白いワイシャツにスラックスという出で立ちの、長髪の男性。……と言っても、ボブ程度の長さ。ただし男性としては非常に長い部類。耳の前も隠れているしワイシャツの襟も隠れている。弊社職員が応対していて何かを持っていたので、来客であることは間違い無い。ただし、私も別の用で急いでいたので、何処の業者なのかはわかりませんでした。

基幹システムの刷新を進めている弊社。頻繁に出入りしているIT系の業者さんかと思いましたが、顔ぶれはほぼ決まっているし姿も覚えているので可能性は低い。応対している人の所属を考えると営業部のお客さんではなさそう。更に時間帯を考えると、もしかしたらグループ会社の人である可能性が浮上しました。

 

仮にグループ会社だとすれば、うちの部署の偉い人があちらの偉い人も兼任している。それであの長髪さんが野放しにされているとすれば、もしかしたら弊社には「まだ可能性があった」のではないか……と考えてしまったのです。ただ、金融畑の色が濃いうちの方とは風土が随分違うようなので、シャッチョサンは同じでも許容されるものが同じ……とはいきませんね。

そもそも、その長髪さんがグループ会社の人かも知れないというのも、可能性が高めとは言え推測に過ぎない。過去に引きずられて変な希望を持つのはそろそろおしまいにしなければ。