ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

新・職場とセクシュアリティ #2

リニューアル後2回目の勉強会。直前までバタバタしてしまいますが、仕事から帰宅して入浴と夕食を済ませてちょうどピッタリ開始時刻というのも腰を据えて臨めて悪くはない。

 

さて今回のテーマは、異性に見える人が性別で分けられたスペースを利用することについて。なんとまぁタイムリーな。twitterでは主に防犯の観点から毎日激論が繰り広げられています。「異性に見える人」がたとえシスジェンダーであっても、「そう見える」ことによって恐怖を覚えてしまう人は出てきてしまうのでしょう。それが職場内という多くの時間を共にする関係性の中であれば、どうにかしてお互いにとって良い着地点を見付けられるよう対話を重ねたいものですね。

抱く恐怖も装う見た目も、誰かにとやかく言われる筋合いは無いわけで。話し合いの中で、お互いの主張・考え・アイデンティティを無いものと断じることだけはするべきではないのかな、と。それらが明らかな誤解に基づくものであれば話は別ですが。

 

私としては、この手の「性別で分けられたスペース」はシェルターの役割も兼ねる女性専用は必ず確保した上で、男性用ないし男女共用を増やすのが望ましいと考えています。少人数事業所におけるトイレ設備の改正案を見ていると、やむを得ない・現実的でない所は勿論あるでしょうが、それが『今のままでいいや/仕方が無い』と思考を放棄する口実にだけはなってほしくないものです。