新年初……という決まり文句もそろそろおしまいですが、定期通院してきました。私の後くらいからぞろぞろ混みだした所を見るに、情勢を問わないジェンダー外来の需要とそれに対する供給の乏しさを感じます。待合室はある種の縮図とも言える。
まずは主治医に新年のご挨拶。それから、大晦日にあった両親からの「送り付け事案」について切々と話しました。主治医も神妙な面持ち。『またか』という態度でないのは助かります。ただ、今年は実家との関わりを*1最低限に済ませたいと思ってはいても、結局はそうできずに折れるしか無いと思っている自分もいて。私が決めること……とはこの時も出た主治医お決まりの返しであり、流され言われるがままにしていれば折れる結果となるのは明白。「本当は折れたくないですけどね……」と最後に自分の口からこぼれたのは、果たして心からの言葉か単なるポーズか。そんな意志の強さは今の私には無い。
体調については安定したサイクルを築けているのでまぁ良し。しかし、最後に『他に治療のことで何か訊いておきたいことはありますか』と主治医に言われた際は、なんだかピシャリと閉ざされたような感覚を覚えた。流石に年末年始の件で喋り過ぎてしまったのか。医師の診察に多くを求め過ぎなのかも知れない。
*1:法要も無いので。
