ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #81

インフルエンザワクチンの副反応、発熱こそ収まりましたが腕は変わらず痛いため、重い荷物を持つ夜間の用事はキャンセルに。それでもホルモンバランスが戻るわけではないので、定期通院は行きますとも。というかしないと余計に(別の要因で)体調が悪くなる。

実は今週の特に夜間、前触れが無く暗い気分になることが多かったです。決定的な出来事が特にあったとかでもないのに。状態を主治医に伝えると、それはホルモンバランス由来かつ塗り薬の量が少ない可能性があるとのこと。『(塗布量を)増やしても良いかもしれません』と言われたので、次週から試してみようと思います。来月には血液検査もあり、その際に増量状態でホルモン値等の検証もしましょう……と。睾丸摘出をしたので投与量は少なくても良いと私は思っていましたが、『薬(の効き目)には個人差が大きいので』との主治医の言葉通り、本当に少なかったのかも。

 

さて職場の方では新型コロナウイルス第8波を鑑み、取引先を招いての接待行事を今年度は中止することが決まりました。実行委員として参加が確定していたので、身だしなみ(というか髪の長さ)の指摘をされることも確定だっただけに、その報せを聞いた時は安堵しましたよ。しかしそれも束の間、『次年度はコロナ禍でもできる方法を考えながら、基本的には実施』だそうな。え、髪を切らされるのが来年に伸びただけじゃん。もし次年度も実行委員に選ばれたら、いよいよもって髪を切れと言われてしまう。選ばれなければ参加することも無いので心配無いのですが……。安心がありつつも先延ばしになっただけなのでどう立ち回るかはまだわからない。そう主治医にも伝えました。

少なくとも来年までは自身のセクシュアリティについて隠し通せることが確約されたものの、一方では*1カミングアウトするきっかけにもなり得た接待行事。職場のこうした状況を主治医に逐一報告するのは「いざ」という時の相談の為ですが、そんな時は本当に来るのでしょうか。安堵と迷いを抱えながら、新宿に向かいます。

*1:SOGIハラ労災認定の原告さんも、職場にカミングアウトをなさったのはどうしても必要に迫られる状況になったからだと会見で仰っていました。