今日は待ちに待った新作ゲームの発売日。勿体ぶらずに言うと「ポケモン スカーレット/バイオレット」ですね。この為に仕事中も早く帰りたくて仕方がありませんでした。
2バージョンある中で私が選んだのは、悩みに悩んでスカーレット。古代にロマンを感じること、自分がアイデンティティを模索する中でくすみ系の赤が好きになったこと、女性の博士がおりしかもビジュアルがかっこいいこと……これらを理由にして決めました。バイオレットは幼少期に好きになった色で、パッケージポケモンのミライドンの配色がノンバイナリカラーだったこともあり傾いていましたが、最初にビビッときたスカーレットの方でパルデア地方へ旅立ちます。キャラメイクと御三家厳選だけでもワクワクが止まりません。こんなに楽しみだったのはいつ以来でしょうか。「金銀」を待ちに待って、やっと手元に来た喜びと共にクリアパープルのゲームボーイカラーを起動したあの頃を思い出します。
今作は課外授業での「宝探し」がテーマ。主人公が通う学校の校長がPVで『宝探しにやるべきことはありません。やりたいことをしてくださいね』と語っていたのが強く印象に残っています。「やるべきこと」或いは「怒られない為のこと」ばかりに囚われてきた私にとって、進め方が自由で『やりたいこと』をしていくオープンワールドは些か難しい冒険になるかもしれません。しかし、他のプレイヤーもスタートラインは皆同じ。それぞれが自分達だけの冒険をするので、その歩みに他者による糾弾や抑制は入る余地は無いはず。
最初の難しさを乗り切れば、誰のものでもなく自分が切り拓いた自分だけの冒険が待っている。それはきっと、誰に何と言われようと誇れる体験になる予感がします。
立つ立たないで物議を醸した草タイプの猫型ポケモン・ニャオハをパートナーに、「宝探し」開始！
