ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

推しが結婚した

7月7日。名前にその数字と同じ音を冠した推しのアーティストが結婚を発表した。私より9歳上ながら、強靭な体力と弛まぬ努力によりその業界の第一線を走り続けている人だ。存在を知ってから14年、公演に通い始めてから12年が経っていた。

 

思えば、私がファンを始めてからこれまでにいわゆるスキャンダルの類は全く挙がってこなかったと記憶している。悪い報せとして挙がってきたものも、ご尊父の他界や体調不良によるツアー内一部公演の中止、そして此度のCOVID-19禍における夏ツアーの全公演中止くらいであろう。あれこれとワイドショー的な噂はあってもそれが報道レベルにまでならなかったのは、ひとえに本人ならびにスタッフの卓越した情報管理の賜物だと感じている。皆が手放しに歓べる佳い報せとなるまで「出さない」「漏らさせない」。前者はともかく後者を実現させるのはどれだけ困難だったことだろうか。Twitterひとつを取っても、個人アカウントはやっていなくて(ということになっている)スタッフとしての公式アカウントがあるのみ。こういう所からもこのチームのリテラシーが窺えるというものです。個人がSNSをやる上でも学びとなるかと。

 

あれこれ書きましたが、本人にとってもめでたいことですしスタッフの皆さんにも惜しみ無い称賛を送りたいと思います。絶対的幸福のさなかにあるであろう彼女への祝福は、7月7日というこの日にこそ遥か天空(そら)へ響くことでしょう。改めて、おめでとうございます。

 

…余談ながら、私がこのアーティストを推しているのは原家族も周知の事実。ビッグネーム故に結婚報道は恐らく今日の内にも目にするはず。『あの人もようやく結婚したんだからお前も既婚者にうつつを抜かしていないでいい加減に彼女の1人くらい作ったらどうだアイドルよりもそろそろ現実を見ろ孫の顔だって云々(以下略』と、圧力をかけてきそうな予感ばかりが膨らみます。