外性器検査

いよいよこの日がやって参りました。ということで、今朝は休みを取り、先日のジェンクリで受け取った紹介状を持って病院へ。高齢者が多い！綺麗な建物ですが、なんか場違いな気がします。

新患受付で申込書と紹介状を提出したら、どこかから新たな受付スタッフが登場。確認も早々に自費である旨を説明されてすぐに受付が終わりました。症状を記載していない申込書類と紹介状のクリニック名を見たのか、恐らく”事情”をわかっている方のようでした。『お名前こちらでお間違え無いですか、ご住所〜(以下同)』という確認のしかたで、戸籍上の名前を大声で呼ばれないのはありがたい。

泌尿器科へ進むと問診票を渡されましたが、『名前や症状はいいので既往歴からお書き下さい』との指示。新患受付から泌尿器科に事情が伝わっていたのかな。結局診察の時に名前・年齢・性別は受付の方が書かれたのが見えてしまいましたが、自分でそれらを書くことの負担ってありますからね…。

思いの外待たずに診察へ。40代くらいの男性Drでした。最初に既往歴とジェンクリの通院歴、ホルモン剤の使用歴を尋ねられ、早速検査へ。ベッドに仰向けになって下着をおろし、Drが局部とその周辺の触診を開始！この前の脱毛でも感じていますが、やはり”それ”を触られるのって良い気分はしないですよね…しかもくすぐったい。静脈瘤は無く『精巣が少し萎縮していて左の方が小さい』とのこと。元のサイズがアレなのでホルモン剤の影響なんて無いと思っていましたが、『ホルモン剤の使用年数を考えても妥当。少しずつ小さくなっていったんだと思います』とDr。

かくして『外性器は正常の男性型』との意見書を貰ったのでした。嬉しいやら悲しいやら。自費ではありましたが3000円前後と血液検査に比べたら良心的な価格に収まりましたね。見た目や名前や性別についてどうこうと反応されることも無く、病院全体でフラットな対応だったのが嬉しかったです。泌尿器科がジェンクリの紹介先になっているだけあって、その辺りの対応は仕込まれているように思えました。一度きりの通院なのが勿体ないくらい。

ともかく、来週はこれを持ってジェンクリへ。終盤ですかね。もうひと踏ん張り。

耳かけキープクリップ

久々のレビュー記事。

数日前に大切な友人が紹介してくれたこちらの製品。文字通りだけど、私にはとても魅力的に映りました。

スタイルミー ヘアスタイリングシリーズ SHS 680 耳かけキープクリップ (2個)

というのも、何度も述べているように職場では髪の長さを誤魔化す必要のある私。ただのヘアピンから始まり、ヘアクリップ、「ガチピン」と色々試してきましたが、毛量が多く広がり易い髪質なのでキープには難儀していた訳です。「髪留めを直す」なんて絶対に職場では見られたくない仕草ですし。

そこで巡り会えたこの耳かけキープクリップ。早速使ってみました。

留め具は一般的なヘアクリップのそれですが、挟む部分の面積が広くなっていて、マジックテープ様の質感。メリメリとします。まずは上の髪をブロッキングして、下の髪を耳にかけてこれで留めて、最後に上の髪をおろしてクリップを隠すように覆う…というのが使い方。

これで1日過ごしましたが…凄い。仕事中に髪がこぼれるかどうかを気にせず過ごせました。10時間以上、耳が出た状態を保てています。”頭髪指導”或いはカミングアウトのその日まで、これがあれば少なくとも髪は安心できます。

ですがちょっとコツが要るようで、最初の段階で綺麗に形を作れないと付けている限りずっとそのままになってしまいます。今日は初めてということもあり後ろが広がったまま留めてしまったので、夕方に「ガチピン」で補強しました。ただ、最初さえ気を付ければシルエットが崩れることもそうそう無いと思います。あと、意図的に髪に絡む造りになっているので、ヘアオイルやウェットなワックス等で予め備えることをオススメします。乾燥する冬場は静電気がきつそう。

…といった具合に「耳かけキープクリップ」のレビューをしてみました。明日は休みを取っているので、来週からこのブツも本格始動。良い製品ですが薬局のヘアケアコーナーでは全然見かけなかったのでご注意を。私は東急ハンズで買いました。ネットで注文するのが良いかも知れませんね(冒頭のリンクよりどうぞ)。

デリケートゾーン脱毛 3回目

寒(かん)、戻り過ぎ。

そんな今日は下の毛の脱毛。繁忙期真っ只中ですが、仕事の配分がとてもうまくいったので間に合いました。

前回の脱毛から一度も剃らなかったのですが、視認できるVの範囲についてはかなりまばらになりました。というより、太い毛が少なくなった。依然しつこく残ってはいるものの、今までの太さから比べたら産毛に毛が生えた(そもそも文字通り毛だけれど)程度に思えます。IとOについてはもう少し太めの毛が残っていましたね。カミソリに付いていたものからしか判断できないので、密度まではわかりませんが。

さぁ、それらを全て剃った上で今回の施術開始。今まで通りの痛みかな…と思いきや、まだ腰の下だというのに強烈な痛み！何故だ…麻酔はきちんと塗った筈なのに…と思いつつも、確かに毛は残っていて無くなった訳ではないししょうがないと思い耐えました。Nsさんが照射した箇所を都度押さえてくれたので、多少は気が楽に。余談ですが、前も後ろも出入口の近くの照射は熱いものが入ってくる感じでなんか嫌です。

全部終わった後にNsさんから衝撃のネタバラし。

『実は前回より1段階強くしてたんですよ。抜けにくい毛の質と思ったので』

先に言ええええ！！と一瞬思いましたが、それだと私が身構えて本来よりも痛みを感じてしまっていたでしょうから結果オーライ。

また次回は2ヶ月後ですが、『生え揃ったなと思ったら最低2ヶ月ですけどそれ以上空けてもらっても大丈夫ですよ。多分3回やって生えにくくなってくるので』とのことで、2ヶ月以上先でも良さそう。まぁ多分4回目は6月中旬に設定しますが、最後の5回目はそこから3ヶ月程空けるかも知れません。何故なら、このままいくと8月のお盆休みに重なってしまう為。ここで仮に睾丸摘出をするとなると、表面のコンディションが良くない状態で最強クラスのレーザーを受けることになりそうなので。摘出の時期はジェンクリと相談なので確定ではありませんが、目標として。

いい加減寒過ぎるので、温まるものを食べて帰ります。

No pain, no gain.

逆戻り

昨日〜今日と循環器科でホルター心電図の検査でした。3月頃から不整脈が多く出るようになり、半年振りに検査をする運びに。

気になる結果…心室性期外収縮の回数としては、残念ながら症状が出始めた1年前とほど近くなってしまいました…。初期に出ていた*1『まずいタイプの波形』こそでていませんが、形の違う波形の連発が3〜4回見られ『症状としてはワンランク上』に行ってしまったようです。

薬も増量。これまで服薬していた薬は『ごく少量』だったので”正当な”量ではあるのですが、やはり症状の悪化は精神的にもこたえます。ひとまず様子を見ていきはしますが、原因がわからぬまま大元を断てないことにもモヤモヤ。エコー検査では病変無しだけど、それも1年前の話だしなぁ。*2一応『過去の病歴とは無関係』とのことではある。何なんだろ。

原因は特定できていませんが、個人的に気になっているのがホルモン剤との関係。今回は結局訊けずに終わってしまった…。次回のジェンクリで循環器科へのカミングアウトも含めて相談しよう。忘れずに。診断が出ていないので躊躇いもあるんですよね。循環器科に行く時は仕事帰りなのでB面ということもあり、やはり証明できるものを示した方が確実とは思っています。ホルモン投与を中断したくはないので、不整脈の原因がどうあれうまく付き合っていくしか無いのですが…。

今の私にできるのは、日々の症状を細かくモニターしていくこと。そして、ジェンクリでの相談を忘れないこと。ただでさえトランスで健康な身体に”異物”を入れたり”正常な”機能を失わせようとしたりしているので。生活習慣は乱さずいきたい。

*1:PVCショートラン

*2:先天性の心疾患あり、中1時にopeで根治

傘

雨は久し振りな気がします。今週は雨が続くようなので、傘も新調したいなぁと思ったり。

今私が持っている傘は2本。1本は実家時代から使っている地味な無地で深緑のメンズ傘。サビも出てきたし開くボタンの塗装も剥がれてしまっているので、そろそろ替え時のような気はします。もう1本は機能性だけを求めて買った無地で黒い75cmの大きな傘。こちらは現在職場の置き傘になっています。マジックテープが弱いので普段使いはあまりしたくないのもあり。まだ買って1年も経っていないけれど。

こんな感じの傘事情にあって新しい傘が欲しいと思いつつも、公私共に使うとなるとレディースは不可。私の身体や休日の大荷物でもカバーできるサイズだと必然的にメンズに。まぁいいやと割り切ってビニール傘でもいいんですが、せっかくなら持っていて気分の上がる物を使いたいですよね。

ユニセックスな物の中で、長さが65〜70cmで男女どちらが持っても不自然でないデザインや色の傘…無いかなぁ。梅雨入り前にはそんな素敵な傘に巡り会いたいと思う花冷えの夜です。

脱毛後のメイク

髭脱毛の後ってどうしても肌が荒れてしまいがち。どれだけツルツルスベスベに整えても、ほんの30分で赤くガタガタになってしまう。なので髭も綺麗に剃れず、濃い箇所は黒々と目立ちっぱなし。施術後には抗炎症作用のある軟膏を渡されるのですが、それを3日程塗り続けて且つ保湿も怠らず、10日後くらいに毛が抜け始めてようやく肌のコンディションが戻ってきます。

そんな状態なので、脱毛直後の休日はどうメイクしようかと悩みます。直近だと木曜日が脱毛だったので、まさにこの土日とか。既に顔には薬を塗っているし、メイクとクレンジングで肌に余計な負担もかけたくありません。

さてどうしたものかと考えた結果が「マスク着用の上でアイメイクだけする」というもの。風邪や花粉症の純女さんは当たり前にやっていることかも知れません。鼻の上だけBBクリーム→コンシーラ→パウダー→アイシャドウ→マスカラとやるだけなので時間もやや短縮。マスクさえ外さなければその下はわかりませんからね。

余談ですが、平日の職場ではまだまだ乾燥するのでマスクをしています。髭が残っている所はまだ濃いですしね。まぁ、血色が良くなるのでコンシーラくらいはしても良さそうです。新しく*1キャンメイクのスティックタイプの4番を買ってみたら、今まで使っていたNOVのものよりも自然にクマをカバーしてくれたので。学生時代からずっとあるんですよね、クマ…消えて欲しくてマッサージ等していますが、もう無理なのかな。隠すのではなくそもそも隠さずに済むのが理想ですよやっぱり。

さて、今日は朝昼と楽団の練習。楽器を2台持っての移動はこたえます。あと、管楽器なので吹く時はマスクを外さなきゃいけないし。

*1:青クマ用、と銘打っていたので購入。

ジェンクリ #10

いよいよ10回目。朝から何も食べていなかったので、早めに向かいました。

自分史はまとめと今後の展望。ここで早速院長先生から衝撃発言。

院長先生『ホルモン剤はなるべく早く注射に移りたいということですね…今日からでも可能ですがどうされますか？』

私「！？…いや、今日は血液検査ですし、その結果を見てからでもいいですか」

あーびっくりした。これ、私がフライングしている上に診断の有無が近々はっきりするせいもあるんでしょうが、流石に検査結果出ないとお願いしますとは言えませんよ。仮にDダイマーが高かったら次まで命の保証は無いし、明日は体力を使い且つ大事な予定もあるし。まぁでも、遂に院長先生からのゴーサインが出たという訳です。結果を楽しみに待ちたいところ。

治療の進行については、自分の希望だけでなくカミングアウトも含めて考えるのは大事だともコメントを頂きました。私は特に障壁が多いのもありますが、避けては通れませんからね…。今後はこの辺りの相談が中心になるのでしょうか。

自分史が終わったことで、次はいよいよWAISかな…と思いきや、『あと一つ残っている』のは泌尿器科での外性器検査とのこと。これまた虚をつかれた感じ。次は

1. 紹介状を書いてもらう
2. 泌尿器科で検査(1回で終わる)を受ける
3. そこでの意見書を持ってジェンクリに提出

のプロセスを経ることになります。やはりフライングの力なのか、或いは私がWAISを施行者側として知っていることから妥当な検査が行えないと判断したのか…。何にせよ『あとちょっとで診断確定しますからね』の一言はとても支えになります。

Nsさんと*1雑談しながら血液検査を乗り越え、次のステップは泌尿器科。しかし紹介先は平日しかやっておらず、且つ午前中ときた…。*2次の金曜日に合わせて休みを取れればベストなんだけれど、大丈夫だろうか。週明けは真っ先に上司に相談&申請といこう。せっかくまた2週間後にジェンクリ入れられたし。

さあ、いよいよ本格始動でしょうか。仮に再来週に注射できるとしたら、間隔的にその次が大型連休なのですが…そこも含めて相談しましょう。諸々うまく運ぶといいなー。

*1:やっぱり院長先生はバッハがお好きのよう。

*2:「職セク」があるのでそもそも休みにできれば残業自体を回避できる。