ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

祖母、逝く。

2019年8月8日 6:10。母方の祖母が永眠しました。享年89。

 

朝起きて入浴前に実父にメールをしたら、お風呂上がりのメールにて訃報が知らされました。

 

東京の多摩地域で生まれ育った祖母。出生当時は身体が弱く20歳まで生きられるかどうか…と言われていたそうです。しかし、持ち前の逞しさで夫(私から見て母方祖父。私が生まれる前に既に他界)に先立たれてからも娘(実母)を育て上げ、20年弱前に糖尿病からの脳梗塞を患って以降も驚異的な体力で永く闘病を続けてきました。私の実家に住むようになってからは、元々の苛烈さや身体の自由がきかないこともあり、人工透析に行きたくないなどと度々ごねていました。やられた側としては負担でも、感情を溜め込まずあらわにできるというのは、今思うと一つの長所ですらあったように感じます。

 

そんな祖母でしたが、この度敗血症により帰らぬ人となりました。葬儀に関しては実父からの連絡待ちですが、直近に予定のある各所にはご迷惑をおかけすることと思います(今夜が髭脱毛、明後日がヘアカットだったこともあり…)。

ひとまず私なりに準備をして、いつ呼ばれてもいいように備えようと思います。髪だけは切りたくない…。

血圧低下

病室を移った祖母ですが、どうも血圧の値が思わしくないとのこと。実父によるとお昼には時折四肢を動かしている様子でしたが、血圧は私でもわかる程の低値。

更につい先程は実母からの続報。昼には一旦面会を終えて帰宅したものの、血圧低下の報せを受けて再度面会に赴いたそう。添付されていた祖母の写真と動画だけでは全てはわかりかねますが、血圧上昇剤の点滴量が限界に近いらしく、「その時」は思っていたより早く来てしまうかも知れません。

 

恐らく『できるなら来て』という旨の実母のメールなのでしょうが、そうはっきり言わない辺り、こんな時でも実母は実母だなぁと思います。『おかしくなりそうです』と私に向かって言ってはくるけれど。実母から見たら祖母は今や唯一の肉親だし(実母は一人っ子)、そう言いたくなるのはわからなくもない。ですが祖母がこの世を去っても、そして葬儀等を終えても、実母は恐らくかなり長い間平静を保てなくなるでしょう。そういう時に縋る先は実父より多分私。

 

なんだろう。これから私の生活がどんどん掻き回されそうな気がする。日曜に会った時だって、趣味のワークショップが*1前職の近くであったからって”職場凸”までして外観写真を誇らしげに見せてくるような人だ。日曜日で閉まっていたから事なきを得たものの。自宅凸すらされる可能性がある。

祖母の死よりこっちの方が数倍恐ろしいよ、ほんと。

 

頑張ればあちゃん。独りよがりで親不孝で、本当に申し訳ない。だけどもう少しでいいんだ。逞しさが取り柄だったろ。

*1:「前」職であることも黙っているしなぁ…。

ホルモン注射 2本目

を土曜日に打ってきた訳ですが。

 

体感としては、身体に大した変化が無いんですよねぇ。前回は体内のホルモン値が自分史上初めて水準まで上がったから色々あったのも当然か。それだけで慣れたなんてことは流石に無いでしょうが、ちょっと残念。急な変化を期待せず気長に付き合えってことですねこれは。

 

敢えて挙げるとすれば…

  • 胸は痛みこそ無いがホル切れ時よりは張りがある(特に左)
  • 月曜日の昼に「ボール」の内側から締め付けられるような痛みを数度感じた

 

ってところでしょうか。

まぁ、こうした変化も塗り薬では久しく感じていなかったことなので、あるだけありがたいのは確か。

お盆中に打てないのは心情的にもきつい…。もしもの時に備えて、どこか開拓しておいた方が良いのかな?ジェンクリがいつも土曜日はキツキツでコンスタントに予約が取れないというのは通院し始めてから痛い程わかったし。土曜日も開いているか平日遅い時間帯までやっている所だと、ちょうど今ジェンクリで手が届かない範囲を補ってくれるんだけど。

 

近日中に手を打とう。

1日経ち

母方祖母の容体に関して、大きな変化は未だありません。腎臓を患って脚をだいぶ悪くしていたので、そこにあった傷口から細菌が侵入しての敗血症というのが昨日医師からあった話でした。現在はICUにて敗血症に対する処置を受けてはいますが、一番近い親族たる原家族と私の総意として、それ以外の積極的な延命はしないということで話がついています。

職場にも近日中に忌引となる可能性が高い旨を報告し、できるだけ各所に迷惑がかからないよう根回しは済ませたつもり。もう本当に、”その時”が来るのを待つだけの身となりました。

 

でもこんなことを言うと顰蹙ものかも知れませんが、祖母が近くこの世を去ることへの諦めは不思議とついているんです私。20年弱前に脳梗塞で倒れて以降、自由にならない身体に苦悩したり次第に見当識を失っていったりする様子を見てきたので。近年の弱り方や89歳という年齢からもそう長くない気はしていました(原家族も相当に疲弊していたようですし)。

まだ命こそありますが、意識無く人工呼吸器を付けられて横たわる祖母を見ると、12年前に死んだ父方祖父が危篤と聞き駆けつけた時に目の当たりにしたあの姿と自分の中で重なるのです。残りの時間が少しでも苦しみの少ないものであることを願うばかり。

 

実際はそれよりも、8ヶ月振りに再会した原家族からの”口撃”の方が堪えていたり。一連のことがまだ済んでいないので”語録”を記事にするのは先になりますが…昨日顔を合わせた1時間強でもまぁだいぶ…。Twitterの方には小出しに書いていくつもり。

 

週の頭とは思えない全身の疲労感は、きっと朝からの猛暑やホルモン注射だけのせいではないはず。昨日断念したライブに行くよりも疲れている気がする。こういう時間ってどうも落ち着かないや。

ソボキトク スグカエレ

今朝、急に原家族から連絡あり、永く脳梗塞による麻痺と腎疾患を患っていた祖母が危篤との報せ。

 

山梨県へ行く予定を急遽断念して、搬送先の病院に向かっています。メイクを落として髪をジェルで固めて…こんな時でも偽装工作ですが、せめて最期を看取ってあげられればと思います。

次に原家族と顔を合わせるのはもしや…との予感はありましたが、こんなに早いとは。間に合え。

ジェンクリ #16

前回からちょうど2週間。「ホル切れ」ともようやくおさらばできますが、そんなことより辿り着くまでが大変でした…。乳腺外科での検査を終えてから猛暑にやられてしまい、汗が止まらず身体も怠い。お腹も緩くなってしまい、熱中症を疑ってあえなく昼の予定はキャンセル。涼しい建物で水分と塩分を摂りながら休憩し、ようやく持ち直した次第。

 

到着すると”戦友”の方々で大混雑。私が呼ばれた時は最後から3番目でした。

院長先生には初のホルモン注射の経過を中心に近況報告。10日後のホル切れは大体相場のようですね。肝心の注射は再来週が丸々休診とのことで、*1残念ながら4週間後に。というか誕生日当日に。注射した足で実家凸してカミングアウトーーー!!なんてことはしませんが、どうせまた交際・結婚・孫の顔と”まだか3連コンボ”を決められるのでしょう。そんな日に当の息子は治療で子胤を無くしていくのですから、なんという親不孝。けどそれでいい。

 

話が逸れましたが次回診察までは塗り薬。せっかく注射で強めの変化が出てきたところなので、結構残念。再来週の土曜、身体は空くのになぁ。

 そうそう、注射の痛みなんですが実は刺される時も注入される時もそこまで強くなくてですね。細く鋭いというよりは鈍痛に近いような。インフルエンザの予防接種よりは確実にマシ。あれは痛みが鋭いもん。丸眼鏡のNsさんの腕が良いのかしら。この痛みなら慣れていけそうです。

 

明日はちょこっとだけ遠出だし、早く帰ってお風呂入って寝ましょうかね。

*1:3週間後は仕事。

地響き

今週の仕事を終えて最寄り駅に着いたら、何やらゴロゴロと音が聞こえてきました。雷かと思って急いで食材の調達を済ませ帰宅。しかし、音はやまず地響きも感じる…。せっかく梅雨が明けたのにと嘆こうとするも、雨は一向に降る気配が無いし降水確率も0%。

 

一体なんだろうと思っていましたが、 どうやら市内でかなり大規模な花火大会があったようです。

小さい頃は隣の区でそこそこ大きなものがあったので行っていましたが、人混みが嫌になって少なくとも大学入学以降は行っていないですね…。でも実は花火自体はここ3年くらい見ております。決まって8月最初の日曜。とある野外コンサートの締めに花火が打ち上がるのですが、それまで盛り上がっていたコンサート会場が一気に静寂に包まれ、星のよく見える空に咲く花火は格別。今ではそれを見なければ夏じゃないと思えるようなイベントです。

 

今日の市内の花火大会は近くから聞こえる音だけでしたが、例の花火は明後日。楽しみです。こういう花火大会とかお祭りとか、いつかは浴衣で…とちょっとだけ思ったり。