素晴らしいニュースが飛び込んできました。
リアルタイムで全話追えている訳ではないので詳しい考察等は有識者各位の記事に譲りますが、主にジェンダー面で既存の価値観に切り込みを入れ続けてきた本作の一つの到達点のように思えます。トランスジェンダーではないキャラクターでこれを描いた、という点こそ特筆に値するかと。アイコン化を嫌がる本人がアイコンとして扱われかねない所は皮肉な気もしますが。
「なりたい自分」を求めて起こった奇跡。一度きりの奇跡ではなく、広く人々が「なりたい自分」になれて、その過程で誹りを受けないような社会が来ることを切に望みます。本作を子供時代に観て育った世代が大人になる頃には、そう在れているといいなぁ。
アニメ史どころかジェンダー論史の歴史にも残りそうな2018年12月2日。「*アンリくんになれなかった」者の一人として、心に刻み付けたいと思います。
*私の出生時の名前候補の一つが「アンリ」と読めるというだけの話
さて、久々に午前中フリーだったので家事もひと段落。都内に出て友人の勇姿を拝んできますか。
