ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

セカンドオピニオン

のクリニックに行ってきました。幸いにも仕事帰りに寄れる所…でしたが、職場から直で行くことになるので服装に悩みました。一応はGIDの治療に関することだから、完全B面ってのは気が引けるというかOKが出ないかもと不安だったというか。結局は、普段使っているメンズ黒ジャケットの下に厚手の白Tシャツ、ボトムスには黒の割とヒラヒラしたワイドパンツという簡易OL(Office Ladyboy)スタイル。靴はユニセックスなデザインのタッセルローファー。

 

さて駅から少し歩いてクリニックに到着。殺風景な印象ですが、患者さんの為に可能な限り刺激を少なくしようという取り組みが見て取れます。電話はコール音が鳴らず(恐らくディスプレイの点滅で出ている)、椅子が前のみを向いており患者さん同士が目を合わせることの無いセッティング。また、診察から会計まで呼ばれるのは番号というのも安心です。

 

呼ばれて入室すると少し白髪の入った中年のDrが。受付でお渡しした意見書に真剣な面持ちで目を通されます…。しかし質問責めに遭うことも無く、ほんの少しの確認事項に答えてすぐに『意見書を作成できます』とのお言葉。ありがたくはありますが、こちらが心配になる程サクッと終わったセカンドオピニオンでした。自分史の書き方が良かったのかしら…そう思っておきましょうかね。

 

最後に会計を済ませて財布の中も軽くなり、ようやくホルモン治療のお墨付きを得ることができました。形式的な手続きと言ってしまえばそれまでですが、アンダーグラウンドではないという証明が*1もしもの時には役立つこともあるでしょう。

さぁ、これで来月からホルモンは塗り薬から注射に切り替え。なんだけど、後は胸のこととスケジュールが問題…遅くとも7月中には乳がん検診を受けたいし、ジェンクリは定時ダッシュでも間に合わぬ。このことは最近何度も書いているけれど、なるべく安定した状態をキープしたいので大切です。

*1:職場カムとか…ね。