ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

意見書

明日はいよいよ主治医から紹介されたセカンドオピニオンのクリニック。そこの医師からホルモン治療に関する意見書を確認の上サインを頂ければ、晴れてガイドラインに沿ったホルモン治療のお墨付きが得られる訳です。

コンスタントに注射を打ちに行けるスケジュールの確保とか、乳がん検診をいつ受けるかとか、懸案事項はそれなりにありますが、正当な形で治療を受けているという事実はこれから何をするにせよ安心材料になります。主に他の診療科にかかる際のカミングアウトに関して…服薬とか風貌とかね。

 

肝心の意見書は外性器と染色体検査の結果に始まり、これまでの経過が記されています。とは言え、現病歴はほぼ自分史によるものですが。社会的適応について「男性として真に良好な社会適応はしてこなかった」と書かれてしまうと、何というか「くる」ものがありますね…。違和感を押し殺してきて結局は無理だったのですから。今だって、表面的には適応している風に見せているだけ。ガイドラインによる治療開始の条件を概ね備えているとは主治医の評ですが、カミングアウト等への対処は不安が残るところ。”決定的な相手”に対しては隠すことで成り立っているかりそめの平穏なのでね…。

 

ともあれ明日は大事な日。仕事帰りに行くので、突発的な残業が無いことを祈るばかり。