昨日切った髪…というかもみあげの話をもう少し。
twitterでも何度となく言及してはいますが、私のもみあげはかつて「ルパン三世」でした。もみあげが濃く長く、髭と繋がっている。髭が生え揃ったのは高校時代のことですが、中学時代で既にもみあげとしてはとても長かったのでした。当時は髪型に(短い中でも)選択肢があることなど知らなかった私。ただ、もみあげの長短・濃淡には男子の中でも差があることだけは認識していました。なので仕方のないこと、なのかなと。
髭が生え揃い見事に輪郭を覆う黒いふちができてからは、もみあげというよりは髭の一部に。肌への負担から誰とも会わない休みの時とかは剃らずに肌を休めたこともありましたが、その度に原家族からは『熊五郎』と言われたものです。でもそれである程度伸ばすと綺麗に剃れるんですよ…。長短の調節だけは剃ればいいので容易でしたが、剃っても夕方まで保たないのが私は悲しい(ﾎﾟﾛﾛﾝ
そんなルパン三世が脱毛を始めてはや2年半。まだまだしぶとく残っている毛はあるものの、もみあげも少しずつ奥へ奥へと照射してもらい、ようやくもみあげと髭が分かれるようになりました。剛毛だとまずはこの段階を経なくてはいけない。当のもみあげもだいぶ短くなりましたが、依然として女性にはありえないレベルの濃さであることには変わり無く。
そこで昨夜のチャレンジ。剃り跡が目立つので毎朝シェーバーを当てねばなりませんが、遂に見えてきたもみあげ/Zeroの姿。今までの人生の半分近くの間抱えてきたコンプレックスが解消されようとしている…そりゃ泣きそうにもなります。脱毛で今は剃り跡の部分が消え、上の細い髪を下ろせるようになったらそこで完遂です。それでようやっと、薄い男性かネイティブ女性と同じ土俵に立てる。耳掛けも気にせずできるようになるだろうし、隠す為の不自然な触覚を作らなくて済むようになる。出口が見えなかったのが見えてきた喜びは代え難いものがあります。
完遂まではあと1年弱でしょうか。次の脱毛が待ち遠しい。
