ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

2019年度末

今日で2019年度も終わります。現職で丸2年が経過。前職から逃げ出して安定した所に入ったはいいが性違和に耐え切れず治療を始め、古い社風からの脱出を試みて新天地も決めておきながらそれを蹴り、現職での評価の積み上げによる黙認の可能性に懸け脱出計画を中断した2年間でした。自分の置かれた状況も周囲の環境もそれなりに変わってきましたが、激動とは言えない辺り私の臆病さが表れていると感じます。

 

本来なら明日の新年度から急激に*1第一繁忙期突入のはずなのですが、COVID-19の影響で弊社全体で案件の中止や延期が相次いでおり、仕事の増え方は思っているより緩やかなようです。イレギュラーな状況のせいかうちの部署では安全策で担当変更も大きくは行われず、昨年と勝手はあまり変わらない予感。夏以降に新たな繁忙期ができるかも知れないけれど…。

とにかく、「ホルモン治療を進めながら安定した生活リズムを保つ」という短期的且つ長期的な目標を実践する上では、(健康な限り)今の状況はプラスに作用しそうに思えます。しかしそれも隠し続けるという条件下でのこと。2ヶ月先のクールビズ解禁も手放しでは喜べず。所詮まな板(胸板が薄いとは言ってない)なので首から下は多分問題無いけれど、首から上はね…。今まで通り節穴でいてくれますように。正直一度指摘されたら諸々一気に崩壊するので。次年度は互助会の運営を通して昭和な部分にメスを入れていければ…と一応意気込んではいるけれど、果たして吉と出るか凶と出るか。

 

そんな感じで明日に迫った2020年度。「年度が変わる!」って実感は今までと比べてだいぶ薄いかも知れない。自分自身が薄氷の上にいる状況こそ変わらないものの、その中で少しずつでも地固めなり変化なりを起こせる年度にできれば良いなと思います。廊下は走らなくても老化は走ってやってきてしまうからネ!そして何より、安心安全に過ごせる為にもCOVID-19の収束が待たれます。

*1:第二は大型連休明け~6月、第三は10月後半~11月。