あったかい我が家からこの記事を書いているのに、帰りたい。明日の出勤はまだしていないのに、帰りたい。
健康診断前夜。1年前より伸びた髪で受けるそれは恐怖でしかなく、周り全員が敵に見えます(間違ってはいないと思うけれど)。どう言い訳しようかと考えては時間が過ぎていく。
- 髪が薄くなるまでの楽しみ
- 趣味の音楽活動との兼ね合い
- ヘアドネーション
こんなもんでどこまで周りを欺けるか。誰かから切れと言われた時点でゲームオーバーが確定する。髪を切るか次のアテも無く辞めるかだ。
密を避けて距離を取ろうにも、多くの職員が集まることは避けられないし更衣室だって人数を考えると確実に鉢合わせは起こる。カーテンで区切られた区画に先客がいないだけで御の字だろう。とにかくカーテンにさえ入ってしまえばその後の展開が有利になる。後は「密防止」と言ってできる限り(それも順番や混み具合を考えると困難だが)単独行動を取れば良い。会話を避ける大義名分はあるんだ、それくらいできなければ弊社の衛生観念を疑うぞ。
肝心の髪型は例のボブ風アレンジを試してはいるが、他人が後ろからやるのと自分がやるのとでは全然違ってうまく収納できない。出勤時のワイシャツ姿でこれをやると却って目立つので更衣室内で成功させねばならないが、短時間で一発成功はちょっと非現実的な難易度。一つ結びにして後れ毛はアメピンで留めるしか無さそう。後れ毛、A面には便利だけれどB面では飛び出てしまって切る前より対処に困っている。伸びてくるまで割とめんどい。
はぁ、帰りたい。
