ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

職員健診2020

とうとうやってきてしまったこの日。昨夜は今日を迎えるのが嫌で嫌で、髪を切ろうかズル休みしようか首を括ろうかと考えた結果どれも実行に移せずに夜が明けました。あれこれ悩んで何も行動できない、ああ私らしいじゃありませんか。珍しく何度も中途覚醒なんてしてさ。

早朝に目覚め、採尿が楽にできてしまうことにまず落胆して始まった今日。せっかく朝食を食べない分の時間があるのに、行きたくない帰りたいとうじうじして、家を出たのはいつもも同じ時間でした。

 

職場に着いて館内を覗くと、検査着姿の職員が。感染対策で着替えなくて済めば良かったのに……と失意の中午前中の業務をため息混じりにこなす。

そして刻限となりいざ現場へ。そこで目にしたのは、ワイシャツ姿で受診している隣の課の先輩の姿。何故と思い館内の表示を見てみると、

コロナ対策のため男性用更衣室はありません

との貼り紙が。まさかと思い受付の責任者にも確認を取る。安全の為にもあって欲しいと願っていた。でも形を重んじる弊社はやらないと思っていた。受診時の更衣不要。そのままの服装で受診してもよい。ありがとう、本当にありがとうございました。これで私はもう1年生きながらえることができます。

具体的には女性のみ更衣室を設けており着替え必須。男性もロッカーに貴重品を入れる等で利用自体は可能で、希望者は検査着に着替えてもよい。完全利用不可は外部の患者さん向けの案内だったようです。「男性に更衣室は要らない」という一律な扱いもそれはそれでどうなんだろうとは思いますが、取り敢えず自分の首が繋がったことが嬉しい。貴重品を置くために一応更衣室内には入りましたが、カーテンスペースがよりはっきり区切られるようになっていたのはありがたかったですね。

胸部X線検査ではワイシャツを脱ぐ必要があって1人の技師さんにはチョンマゲを見られてしまいましたが、内勤と現場スタッフでは殆ど普段のやり取りが無いのでまぁよし。心電図検査ではインナーを胸まで捲り上げる必要があって数秒間は双丘が露わになりましたが、どうせ胸筋にしか見えないし検査中はタオルをかけてくれたしまぁよし。フルネームを連呼されるのはあまり良い気分ではありませんでしたね。読みがなはすぐ変えられる癖に意気地なしでまだ変えていないので自業自得ですが。普段の患者さんの窓口会計に番号札も使っているんだから、検査行程や職員にも使えばいいのに。

 

そして肝心の検査結果(昨年末比)。

身長は-5mmで1の位が変わりました。微々たる差ではありますが、小数点切り捨てで自称したい。一方体重はあろうことか+3kg・腹囲は+3cm増……。体重、少なくとも過去5年間で最大になってしまった。それでも歴代最大よりは-12kgではあるけれど。やはり付け焼き刃なコンディション調整ではうまくいかないということか。或いは、脂肪が増えた=女性ホルモン投与の効果が現れてきたと解釈することもできそう。胸部は昨年より大きくなってはいるし(それでも小さいのだが)、下腹部も明らかにポヨンとしてきた。ボトムスのサイズはメンズS〜M・レディースL〜XLで変わらないけどね。でもこれ以上は太れない。ボディラインは変えたいが、値としてはここで食い止める必要がありますね。BMIも普通体重の真ん中よりちょい下でしかないので。

他は視力も落ちず骨密度も平均範囲。どちらもこれからが怖いので用心しつつ、採血の結果を怯えながら待つことにしたいと思います。

 

また、色々とご心配頂いた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。おかげさまで私は生き延びました。バレ(そうにな)るシチュエーションが無くなったということは根回し→カムのタイミングが遠のいたということにもなりますが、そこは焦らずしかし自身の加齢や周囲の目も窺いつつやります。

さて、これから自宅でオンライン礼拝。昨年参列した教会からクリスマスのメッセージを受け取りましょう。