ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

いつか来るのか

わかる日が。

 

病院の待合室。いつものように呼ばれるのを首を長く長く長ーーーくして待っていると、自分よりだいぶ前の順番と思しき患者さんが呼ばれました。その時までは1週間の疲れでうつらうつらしていた私ですが、名前を聞いた瞬間に目が覚めました。

そりゃあね、中学時代の部活の後輩と同姓同名が呼ばれたらびっくりするよ。最後に会ったのがもう17〜8年前ではあるけれど、背丈は順当な感じでヘアスタイルは当時の本人を思わせる。声は殆ど聞こえなかったけれど、私が覚えている本人の声から相当なかけ離れ方はしていない。歳の頃も上すぎる感じはせず、1つ下ならまぁいそう。名前と僅かな情報だけですが、本当に驚きました。本人かどうか確証は持てんけど。

 

だって、病院の待合室で「もしかして○○中学の××さんですか?」なんて見知らぬ身体男性から声を掛けられたら、それこそ事案ですよ。実に怪しげにて。だから、気にはなれどそんなことしません。一応そこの礼節というか理性は残しているつもり。私が直後に呼ばれれば向こうも(仮に本人なら)『あ!』と思った可能性が無くはない。そんな時がいつか来るのでしょうか。わからない。でも生きて過ごせているなら良しとしよう。