ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

打ち明けて

4回目の美容室でした。昨夜。

 

今回も伸びてきた髪のバランス調整だったのですが、スタイルの相談に当たり思い切って担当の美容師Mさんに色々と打ち明けてみました。

  • 本当はもう少し伸ばしたいこと
  • 前職で「頭髪指導」を受けたことがあり、現職でも言われるのが怖くて今の長さをキープしようとしていること
  • 現職は短髪の職員ばかりで、長いと目を付けられるかも知れないこと
  • 接客業ではないが、服装含め暗黙の了解で見た目への強制力が強いこと
  • 仕事の時は長さを誤魔化す為にサイドを耳に掛けていること

 

そんなこんなで、前半は切りながらほとんど私の愚痴タイムみたいになってしまいましたが、Mさんとは今までで一番会話が弾んで気まずい沈黙が無かった気がします。接客業ではないのに髪型の自由が事実上無いことには、数々のお客さんのカットをされているMさんもびっくりだったようです。長過ぎるのではなく逆に短過ぎる職員は注意されないのか…との質問をされて、そういう視点もあるのかとこちらも驚き。選択的坊主頭も非選択的(察し)もいますが、いずれも管理職クラスでしたね。いっそ長髪の職員が入ればその反応から色々探れるのに。

隣の席にいたお客さん(茶髪パーマのおじさん)の職場は「金髪でもなければ基本自由。仕事さえちゃんとやればいいんだし」だそうで、羨ましかった…。

 

さて、長さもそうですが気になっていたのは髪の重さ。特に耳に掛けた時に少し頭を傾けただけで髪がこぼれそうになっていたので、最近は難儀していました。そんな事情もあり上記の通り色々打ち明けた訳ですが、そこはMさん流石プロの技。サイドの髪を掛ける耳裏付近を軽くして、それに合わせて後頭部も今のボリュームを維持しつつバランスを取り、髪をおろした時も不自然に見えないスタイルに仕上げてくださいました!

実際今サイドを耳に掛けて出勤途中ですが、しばらくはクリップ要らないかも知れない!

 

シャンプー後は私がニットを着ていたのもあってか、室内の気温の話から冬の寒さや静電気の話へ。その中でサラッと「髪綺麗だから静電気起きやすいと思います〜。傷んでる人ってあまり起きないんですよねぇ」などとMさんに髪を褒めてもらって嬉しや嬉しや。自分に合うシャンプー、コンディショナー、アウトバストリートメントに巡り会えて良かったと心から思いました。短い頃からパサつき・傷み・うねりが激しいのがコンプレックスでしたが、最近は自分でも髪がサラサラになったかなとようやく思えてきた所だったので。「いい具合に伸びてきたのでこれならアレンジとかも色々できると思いますよ〜へへっ☆」なんてことまで言って下さって。

 

これまでも髪型への要望は色々出していますし今日は種々の事情も伝えましたが、実はセクシュアリティに関わる用語って4回の中でお互いに一言も発していないんですよね。そういうの関係無しに、ただ髪への理想や要望という点からオシャレ話ができるこの環境と、それを提供して下さるMさんのことをとても推せます。Mさん側が私を見て察していたとしても(多分そう)、それを他のお客さんやスタッフのいる場でみだりに口にしない思慮のある方という所で更に推せます。いつもありがとうございます。

 

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さて次のカット(予定)まで2ヶ月。またヘアケア頑張るぞっ✨