ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

晴れの日のお祝いに

大学オーケストラ部の同期2人の結婚式でした。在学中から交際していた2人の祝いの席ということで、関係者大勢が参列。私も入学当初から見てきて、今も同じオーケストラで演奏している仲間同士。恋愛云々というよりは友情の延長で結ばれたようにも映る新郎新婦、微笑ましいひとときでした。お幸せに💒

 

さて私はと言うと、服装で迷って出欠連絡が遅くなってしまっていましたが、結局スーツで髪を掛けて出席しました。でもブラウス着用でメイクはしていたので、私の変化を知らない関係者への”配慮”をしつつも凄く中途半端な格好であったことは否めません。こういう所に私の悪い癖が出ますよね。人目ばかり気にするっていう。まぁ、小学校時代からの諸々あっての行動パターンなので一朝一夕で変わる訳が無いんですが、そればかりだと移行すら完遂できないこと確実なので考えものです。純女勢のフォーマル服、やっぱり綺麗で着たいなぁ。

 

性別で分けられた受付にモヤっとしつつも入場。久し振りに会った同期メンバーからは『誰だかわからなかった』との声もちらほら。でも髪が(レディースで言うと)ショートの域を出ないせいか「イメチェン」止まりの認識が多かったよう。まぁそこに留まって接し方が別に変わらないってのは良いことですけどね。

でも同期の一人が『そのイメチェン?ってどこまで目指してるの?あぁ、私は別に偏見ある訳じゃないけど』と真剣な面持ちで訊いてきまして。現職への転職活動時にも相談に乗ってくれて、サバサバとした裏表の無い人。観察力もある。その場では不特定多数の人がいたのもあって、目指す髪の長さを答えるに留まりました。しかしよくよく考えなくても髪の長さだけなら「どの位伸ばすの?」と訊けばいいし、「目指す」「偏見」という言葉を敢えて選んだ所を見るに、LGBTQも想定しての投げ掛けだったように思えてならないのです。信用できる内の一人でもあるし、いつかの機会には直接”目指す所”を伝えてもいいかなと考えています。

また、帰りの電車で一緒になった別の同期も、新年に会った時こそ私の変化をネタかと思い驚いていましたが、音楽以外にも服とか爪とかご飯とか学生&男時代にはできなかった話を色々とできました。わざわざ自分の最寄りを通り過ぎて向こうの乗り換え駅まで乗っていようと思える位には。加えて、私が振る話に不快感を示す様子も無く。この子にも時間を掛けて伝えれば、少なくとも絶縁されることは無いかなぁと思っています。

 

彼女らにカムしたとして、その後の反応がどうなるかはわからないけれど、言ってもいいと思える人達が居るのはありがたいことですよ。一番話したかった別の子が諸事情あり来られなかったのが心残り。次回の同期飲みはTRPの直後だし、その時の話ついでにってのもありかもね。