ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

高くはならない

んですよね、ホルモンだけで声は。

 

昨夜のこと。所属するオーケストラの練習で現場入りしたら、大学オケの同期でもある某メンバーと合流。まだ人も少なかったせいか、近況に始まりだんだんと私のセクシュアリティの話に。カミングアウトのこととか、治療のこととか、実は拙ブログをたまに読んでくれていることとか、私が移行を始めてからできていなかった積もる話をできました。否定されず音楽を通じて変わらぬ付き合いができるってのはまあ嬉しいもので…。

 

その中でも特に同期から驚かれたのが私の。治療すると声も変わっていくのかと訊かれ、「いや実は変わらないからトレーニングで…」と答えたらたいそう驚いていまして。声帯、外科的に手を加えないと小さくできないからな!逆はできるけど。

するとその後に『でもじゅりって元々そんな声低い!って感じじゃなかったよね』と思いもよらぬ返しが。自分の中ではかなーり低い認識だったのでびっくり。合唱でも声変わり以降ずっとバスだったし。確かに当時もエッジガラガラの声ではなかったけれど、もしやそのせい…?響きの印象って思っている以上に大きいんですね…。

というか自分ではあまり声が変わった意識って無くて、まだ「低い声なのに無理に高いカマ声を出している」んですよ。パス度で言ったらほぼ事実だとは思います。でも、フルタイム男時代の私を知っている友人の数名からは(前述の同期に限らず)、声の変化に言及されることが続いていまして。ということは、今の声でも多少は変わりつつあるということですかね…。声変わりしても尚、ぬいぐるみ達を愛でる為に裏声は日常的に出していたのが幸いしたのでしょうか。

 

レーニングには年単位かかるとは多くの所で耳にしますし、長いスパンで見なければならないのはそうなのですが、声パスすれば七難くらいは隠れてくれるでしょうから頑張ります。レッスン通うべきかなやっぱり。