ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

2年の時を経て

今夜は、前職の元上司と2年振りに会うことになりました。前職時代にはとてもとても世話になり、私に「*1社会人のいろは」を叩き込んで下さった方。体制に盲従するのではなく、疑いの目を持ちながら立ち回ることの大切さを教えてくれた方。お互いに音楽をやっている関係で、職場の行事の余興を務めたこともありました。

 

そんな元上司から突然の連絡が来たのが先月下旬。実は私が離職する際(なので2年前ですね)に、私の退職記念に食事の席を設けようという話がありました。しかし、日程がどうしても合わずお流れに。その後は連絡が来ず、私もトランス絡みで余裕が無くなりやり取りが断たれていました。

そこに突然メールが来た時はびっくりしましたね。どうやら、連絡ができないような事情がおありだったよう。しかも前職絡みでだいぶきな臭いことになっていたそうです。

 

詳しくは今夜明らかになりますが、私の方は久し振りにお会いできる喜びもありつつ不安もいっぱい。何せ、前職時代は性自認すらあやふやで顔の脱毛を除いて何の行動も取っていなかった(髪は切らされたので、取れなかったとも言える)のです。要はマッシュスタイルとはいえ短髪で髭の濃い姿の私しか元上司は知らない。

それが髪を伸ばして(仕事帰りに向かうので一応隠したままになるでしょうが)髭も無くなってはいませんが脱毛している。ただのイメチェンにも思われるでしょうが、恐らくはこちら側の報告としてカミングアウトをすることになるのだろうと思います。

 

トランス当事者に会ったことがあるという話は前に一度聞いたことがありますが、当時の腹心の部下がまさにそうであったと知った時に拒絶されないかどうか。お世話になった方だけに、関係が切れることはあってほしくないものです。今夜になればわかることですが、緊張するなぁ。

*1:社会人という言葉は好きではありませんが、こう書いた方が伝わり易いと思うので敢えてこう書きます。