ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

マスク

冬の味方、マスク。感染症の予防以外にも色んなことに役立ちますよね。私も毎日お世話になっています。

 

まず防寒。呼気のおかげもあってか、結構暖かくなるんですよ顔周りが。防風もしてくれますし。まぁ生身の部分が隠れるので当然と言えば当然。

 

次に…というかこちらが本題ですが、パス度が上がる。正確には、顔が持つ出生時の性別の特徴を隠せる。Mtの場合は移行に当たり元の特徴を残し易いので、マスクだけでも七難隠すと言いましょうか。出っ張った頬骨、目から口までの距離の長さ、肌の粗さ、口周りの髭…これらはマスクをすれば見えなくすることができるので、引き算方式でパス度が上がるという寸法です。

ただ、隠せない部位があるのは仕方ありません。濃いもみあげ、頬や顎の髭、出っ張った眉骨、前髪が生える向きの違い…これらは別の工夫が必須です。あと、食事等マスクを取るシチュエーションでは隠しているものが全て晒されますのでそこもご注意を。

 

加えて問題になるのがメイク。マスクを取ることも考えて、或いは自身の精神衛生上メイクの上からマスクをすることもあるでしょう。しかし顔にマスクが当たって擦れるとすぐにメイクが落ちてしまうんです。裏側にファンデーションの色が移った時の悲しみったら…。メイクに干渉しないマスク、或いはマスクでも落ちない化粧品の開発が待たれますね。

「アイメイクだけすればいい」とのお声も一理ありますが、外出中一度もマスクを外さないか顔周りの脱毛が完了しているかでないとお勧めはできません。あと、メイク無しでもある程度いける中性的な顔立ちであること。最後の条件が一番厳しい。私は最初の場合すら自信が無いので(A面外出時は誰かしらに会うことか殆どだから)、マスクの下に最低でもベースメイクだけはしていきます。

 

そんな強い味方であるマスク。私はまだ花粉症ではないけれど、春先までは常備の予定。