ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #7

ちょっと色々心配ごとが出てきました。

 

今回は年始に受けた血液検査の結果説明から。男性ホルモンは昨年よりかなり下がりましたが、依然として男性基準値内。女性ホルモンの方は、母乳に関係するプロラクチンが基準を上回っていたものの、エストラジオールは男性基準値を僅かーーーに出て排卵期女性の最低基準値に片足を突っ込んだ程度。変動するものに対して検査のその時の値とは言われたけど…。血栓やその他健康上の問題は全く無かったので良しと言えば良し。

体調や精神面でも大きな変化が無い旨を私からお伝えすると、院長先生より次の段階が示されました。しかし、まだ注射には行かずジェルの塗布量倍増の指示に留まったのです。大型連休の前に次回の血液検査をすることにはなったものの、注射💉に移れないことに内心では焦りと危機感を覚えています。睾丸摘出の候補地(東海の某クリニック)では、半年以上の女性ホルモン投与が手術の条件。経口や経皮も可能ならいいのですが、これが注射のみとなるとお盆にやる計画が崩れるどころか、年内に睾丸摘出できない可能性が高い…。今まで十数年という時間を棒振って(棒振ってではない)きてしまったので、この計画がずれるのはとても痛手。候補地の情報を提供して下さった方に改めて訊いてみようかと考えています。ホルモン値の問題でしょうから、ジェル倍増で更なる変化が見込めれば良いのですが…院長先生にも相談すべきかな。『じゃあ次は塗布量をもう1段階足して』と大型連休明けに言われては目も当てられないので…。

 

自分史の方は大学編。身体への違和感の割にはLGBTQ関連の情報を調べていなかったことがやはり気になられたようです。やはりそこは、自身に「典型に100%一致しないということは名前が付かないのだろう」と思い込んでいたことが大きかったと改めてお伝え。大学で何をやっていたんだ私は。衣類や雑誌等、僅かでも行動を起こしたこと自体は評価して下さりましたが。しかし、「半端者」や「欠陥人間」っていう当時の自己評価、そんなにネガティブですかね…。

 

さて、次回は大学院編ということで、やっと学生最後の自分史となります。一番大きな変化は「自認する言葉を得た」ことでしょうか。土曜日の予約はやはり埋まっており、3週間後の勉強会に合わせて半休を取り受診することに。

いやぁ…わかってはいましたが、仕事の定時の関係で基本土曜日しか空かず不定期になる通院スケジュール、募る違和感に対して遅々として進まぬ身体面の治療(ジェルもフライング特例ですが)…。確定診断に向けた大事な過程ですし私も私で典型像から外れた半端者なので尚更とは思うものの、このままでは私自身の身体への違和感は消えぬばかり

今日は待合室におられた”戦友”の皆様が続々と処置室に入り(恐らく)注射を受けていましたが、下手したらそれすら年内にできない可能性まであるのが現実。院長先生とも定型的な自分史絡みのやり取りのみに終始しないで、こういう私の思いを打ち明けてみた方が良いのかしら。まだ診断に至ってもいないしその途中だから、余計なことを言っては申し訳無いと思って言っていなかったけれど。

 

あー、せっかく今年のお盆期間は1日足せば休みを長くできるのに、そこで摘出もできなければ注射にすら至れないって精神的にきついなー…。午前に某所で入手した”保険”も含めて、ちょっと今後のこと考えてみます。