ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

儀式

が好きだなぁ日本企業のオジサマ方は、と思った話(というか愚痴)。

 

本日、弊社に新しい社用車が来ましてね。数日前に偉い人から納車式をやる旨のお達しが来たんです。前職でも社用車を新しくしたことはあっても式まではしなかったので、組織としての体裁が整っている所ではそこまでやるんだなと思った訳で。

まぁ、例によって(どうしても手が離せない者を除き)全員集合的なお達しがあったので行ってみたら、神道式のガチなやつでして。各職員の信ずるものを華麗にスルーして新車への二礼二拍手一礼を求められ、御神酒とお米と塩でお清めののち業務時間内なのに御神酒が振舞われ…。

 

偉い人達は乾杯してから業者さんと談笑。私はお酒の香りがかなり強かったので早々に退散しましたが、偉い人と前の方に詰めていた人達が揃いも揃って中高年男性ばっかりで、談笑している様子を見て「あ、この空気感無理だわ」と感じてしまいました。まぁ管理職に女性が1人しか居ないので必然と言えば必然。彼らに罪は無いし私の問題なのですが、貴重な仕事時間を潰されて別にやらなくてもよさそうな儀式に参列して*1神道式の礼拝をさせられ、偉い人達はそれを心底楽しんでいるような様子で…。管理職の顔ぶれを見ても向こう10年は変化が無さそうなので、弊社の風土も同じくらい変わらなさそうですこれは。うーん、ちょっとは私に留まりたいと思わせてくれ。仕事内容と拘束時間は良くても、それ以外の点で台無しよ。

 

話を戻すと、今日みたいに「全員で集まって儀式的な何かをやって『いやぁありがとうございますどうもどうもまた宜しくお願いします』と談笑したり頭を下げたりする」ってのは私には合わないなと思っただけです。「その時間で他にできることあるでしょう」「何か報告するにも全員を一ヶ所に集めて拘束する必要無いでしょう」そんなことをぼやきたくなる一日でした。

*2そんなこと言うと日本企業では叩かれるので言えないのですが…。

*1:私は紆余曲折を経て積極的無神論者です。

*2:外資ベンチャーに身を置いても私の場合は周りについていけないのが目に見えているので行きません。思想と能力が噛み合っていない…