ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

冬季健診

本日は職場の冬季健康診断でした。仕事中の指定された時間に健診エリアに出向けばいいというお手軽方式。さて、これまでも性別に違和感を抱える者として物申したいことが目に付いてきた弊社。私も4月の雇入健診ぶりにじっくり健診エリアを回りましたが、やはり残念な部分はあり。しかし「捨てたものではないな」と思える点も幾つか発見できましたので、その辺も今後の為に整理してみようと思います。

 

その前にまず弊社職員健診の受け方ですが、事前に配布された問診票を受付に持参してから検査着に着替えて、受診項目のうち空いている所から好きな順番で受けていくというもの。全部受けたら終了。今回の私は最低限の項目で済ませたこともあり、非常にサクサクと進みました。ほら、大事なことは循環器科とジェンクリでやるから…

 

評価できる点

  • 検査着の色が男女共通。更衣室にはSLLが用意されているが、「大きいサイズをご希望の方は受付まで」との案内があり、サイズ展開はそれ以上あると思われる。
  • 検査着は正面がペロンと捲れる造りになっている。心電図や聴診といった場面で上を全て捲り上げる必要が無い。
  • 更衣室の中に、カーテンで仕切られた区画がある。身体を見られたくない人にとっては安心できる(性別に限らず怪我とかもね)。なおタイミング良く一人になれたので今回私は使わなかった。
  • 胸部レントゲンの撮影時に上を全部脱がなくても良い(循環器科で撮った時もそうだった。最近はどこでもこうなのかも知れないけど)
  • 多目的トイレが一つだけあった!
  • 自分から空いている所に入るスタイルなので、大声で名前を呼ばれ周りに聞こえてしまうことは起こらない。
 

物申したい点

  • 検査着はやや大きめサイズだが、S以下のサイズは無いよう。
  • 更衣室は結局男女分け。混ぜろとは言わないが、個室更衣室があっても良さそう。
  • 心電図や聴診で検査着を捲るだけでいいかは検査者により対応が分かれそう(雇入時の心電図では全部捲った)。運用の統一が求められる。
  • 多目的トイレのある区画は私の部署では立ち入らない…というか基本はお客さん専用区画。普段は使えないし、使うとしたら健診エリアの職員にも見られるので必然的にカミングアウトが伴う。
  • どこへ行ってもフルネーム呼び!仮に名字のみ等を希望したとしても、何かしらの事情説明は伴ってしまう。

 

感じたのはこんな所でしょうか。私としては我慢すればまぁ利用できるレベルではありますが、我慢の程度はこれから私の身にどれほどの見た目の変化が起こるかにも左右される気はします。具体的には胸。更衣室でインナー一枚になった時は「ちょっと厳しいな…」と思いました。

評価できる点も見付けられたので、今後何か物申していく場合でもただの若手の妄言に終わることは無さそう。良い所はそのままにダイバーシティ推進に繋げられるような提言がいつか…それなりの発言力を得た日にはできるよう温めておきたいものです。カムとどちらが先になるかはわかりませんが。

 

尚、前日からの努力の甲斐あって()軽量化に成功。とは言え、4月から-1.4kgしかしていないのでもう少し頑張りたい。BMIで言うところの低体重になるにはあと7kg減らさにゃならんのです。まぁ課題は体重の数値より外から見える体格の方だけど。増やさないことだけは意識していきます。

 

いよいよ明日で仕事納め。大掃除だけなので「掃除ができる服装」と上司から指示もありました。ワイシャツは今日で年内着納めにして動き易い私服で行こうと思います(でもB面の範囲内…)。ヒラはそれでいいのですが、管理職はスーツ必須らしいね。なんでも一番偉い人の挨拶があるからだとか。やっぱり昭和感。隣の課の管理職(多分弊社の最左翼)が「なァんで管理職はスーツなんすかね?」と異を唱えていました。服装の必然性について周りから話が挙がるのはこういう時くらいしか狙えませんし、余裕があったら私もそれとなくぼやいてみようと思います。