ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

平成の終わりに

今日は平成最後の日。別に元号と共に生活が変わる訳では全くありませんが、時代の終わりと始まりというのは感慨深いものがあります。

 

というのも、昭和の終わりに生を受けた私。*1平成と同じ数だけ年齢を重ねてきたので、自分を形作ってきた時代の終焉にはやはり特別な思いがあります。生きた実感を伴って平成の(ほぼ)全てを懐かしいと振り返ることができる。苦しいことも、辛いと気付けずにいたこともたくさんあったけれど、嬉しいことや楽しいこともたくさんありました。

 

自分の身体への違和感、皆と同じように恋愛できない…でも、主に音楽を通じて何度も貴重な体験を味わい、自分を偽らずに話せる「戦友」もできた。要所要所に恵まれた出会いのあった30年間(と少し)だったと思います。身体を変えることや実家・職場へのカミングアウトは平成中にはできなかったけれど、この時代に蓄えた正のエネルギーを令和に持っていけるだけでも御の字。そう思うことにしています。

 

平成に出会えた皆様、ありがとうございました。令和もまたよろしくお願い致します。

*1:元号での年齢計算、これから面倒になるなぁ…。実は根本は西暦派だったりするんですけどね。