ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

災害時

今朝、関東地方で起きた最大震度4の地震。幸いにも今回は無傷でしたが、最近地震が多いこともあり急に不安が。いつ関東に大地震が来るかというのもそうですが、一番はやはり避難所生活のこと。

 

この不安は地震発生時に職場にいたことも影響しているのでしょうが、週の大半を職場で過ごすということは恐らくB面で被災するということで。「体育館にて大人数での雑魚寝」に代表される、災害件数に比して遅れた日本の避難所環境(下記リンク参照)。プライベートな時間・空間がほぼ完全に奪われる上に入浴や排泄にも制限がかかる環境は多くの人にとって厳しいもの。まして出生時の性別に違和感を抱えている者にとっては尚更です。

www.min-iren.gr.jp

www.excite.co.jp

 

多目的トイレや個室シャワーは身体にハンデを抱えた人を優先せざるを得ず、全く入れなくなる可能性もあります。移行状況にも左右されますが、”最後”まで行っていなければ余程見た目に説得力が無い限りは出生時の性別に従うことになるでしょう。

私の場合、職場の職員用区画に多目的トイレが無いことや見た目が完全に男故に公衆浴場も(空いている時限定ですが)利用できるので問題は無いように思えます。しかし、1日やそこらの話ではなく数ヶ月にわたることも予想されるのが避難生活。事実上「完全に男に戻る(戻り続ける)」ことになるので、今となっては精神が保つ気がしません。

 

見た目云々は各々事情があるのでしょうがない。でもせめて、一人で居られる空間だけはすぐに確保されるように避難所環境が改善されて欲しい。そう思います。プライバシーが無くなることで困るのって、別に性的少数者に限った話ではないしさ。「みんなの問題」として良い方向に向かって欲しい。