ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

職場とセクシュアリティ #2-6

さて、「職セク」もまた一つのクールが終了する時期に。例によって定時ダッシュをして、設営に向かいました。実は来月から弊社の定時(退勤時間)が遅くなるので、設営に間に合うのは今日が最後。そんな事情もあり、残業する訳にはいかなかったのです。無事に間に合い、設営から行うことができました。人手も多くてスムーズに。

 

今回のテーマは社外に*1外注している福利厚生の利用について。事例に登場した方は同性パートナーシップの登録をしている方。保養施設にて宿泊の割引が認められたものの、事実婚で適用される見舞金は不適用となってしまう…という釈然としない結末。

自分の立場で考えると、カミングアウトした上での割引が認められたのならまだこの業者に希望があると思いたいので、納得はできなくてもサービスは利用するかなぁ。割引すら却下ならば早々に見切りをつけるけれど。まぁ、交渉するとしたら「社vs社」にできる分はやりやすいのかなぁ。対等になるし外注先を変えるとかすれば後腐れも少ないし。相手が社内の互助会とかになると、後のことを考えてしまってそっちの方が厳しいと思います。

 

弊社は外注ではなく互助会が福利厚生を担っているのですが、規約ではなく文言の解釈を変更するだけでもダイバーシティ対応ができる面はあるような気がします。「男女の」婚姻等と明記していない、とか。給与天引きと引き換えに運営されているサービスが多い上に自分は殆ど享受できるものが無いので、任意加入にして頂きたいですがね…。選択の自由が欲しいところ。

 

実は今回で「職セク」に参加してちょうど1年。途切れず参加することができ、交友関係も知識も多少ではありますが拡がりました。自分の周囲も世の中も働き易く・生き易くなる為に、今後も学ばせて頂きます。

*1:BO社みたいなやつね。