ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

職場とセクシュアリティ #3-4

昨夜は終業10分前に降ってきた当日中の案件を爆速で済ませて定時ダッシュし、いつもの「職場とセクシュアリティ」に参加してきました。設営スタッフが少なかったようで、間に合って良かった…。今月は上旬にAllyの会にも参加できたので、2度目の池袋。比較すると参加者の年齢層が高めというのをようやく実感しました。

 

さて今回のケースは在職トランス女性のトイレ利用問題について。私の現状と重なる所もあり、非常に刺さるテーマでした。ケースの当事者は私より移行や職場での状況は"進んで"はいたものの、今後恐らく直面することの多い問題ばかり。職場以外でのトイレの利用、多目的トイレの有無、カミングアウトの状況等々…。私としては、ご本人が社外でほぼ女性として生活できていてトラブルにもなっていないのなら、社内での利用も「実情」に合わせるべきだろうとの考えです。

やっぱりね、トイレで必要以上に長い離席を強いられるというのは心苦しいですよ。ケースでは多目的トイレまで行くのに5分ほどかかるとのことでした。私の場合だと*12フロアの男性用トイレで計3つしか個室がないので全滅だと出直しとか、(自意識過剰ですが)鉢合わせが気まずくて誰もいない隙を狙って出るとか、そういうことをしているとあっという間に5分以上経ってしまう。今でこそ閑散期ですが、その時間でできた作業量や電話対応のことを考えると申し訳なくてたまりません。経産省の裁判は今後我々にとって重要な判例になっていくでしょうから、双方控訴で係争中とは言え動向を見守りたいもの。惜しむらくは弊社が東京都ではないこと。差別禁止を謳う都条例があれば多少は心強いのですが。

 

閉会後の食事会は、帰宅が日付変更後になるとわかっていてもつい参加してしまう。実父とのあれやそれやを聴いて下さった各位に改めて感謝を。反論されるのが関の山ですが、せめて価値観の相違があることだけでも伝えないと…。

*1:弊社のだいたい6.5割は男性。