ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

探偵

昨夜はとても嫌な夢を見ました。寝落ちしたので7時間は最低でも確保できているはずが全く熟眠感が無く、午前中は睡魔との闘い。

 

夢の中で、何故か私は実家にいました。居間のソファーで食卓に顔を向ける形で横になってくつろぐ、実家時代によくあった光景。何故実家を訪れているかはわかりませんが、そこでの私は短髪で髭をたくわえたかつての姿でした。何かを話したのち、急に実母が神妙な面持ちになって耳元でこう囁きました。

 

『ママ、(私)君に探偵つけてるから』

 

オカンのその言葉に、ぞわぞわっと走る悪寒。そして得体の知れない恐怖。「何だこの人は、 今この瞬間まで何を見ていてどこまで知っているんだ」そんな疑問が頭の中を高速で駆け巡ります。実母が探偵をつけた理由ははっきりとは覚えていませんが、確か私の仕事やら普段の生活が心配という旨を話していたような。それにしても、捜査対象の当の本人にこの事実を話してしまう辺りが『*1家族なんだから隠し事は無し』が信条の実母らしい。

その後、夢の場面は急に外へと転換。楽器の練習以外の何らかの用事で外出しているようですが、少し歩く度に後ろが気になり振り返ってしまいます。周りは床から背景からライトグレー一色で、まるでゲームのテストプレイのような空間。隠れる物陰など無いはずなのに、その探偵がいる恐怖から逃れられません。また場面が転換し今度は室内。自宅かどうか定かではありませんがベッドのある居室めいた場所。今度は隠しカメラや盗聴器を探していました。実母の台詞が反響し布団をひっくり返して半狂乱になっている所で目が覚めたのが、今朝5:30のことでした。

 

これ、突拍子も無いフィクションだったらまだ良かったんですが、この夢の何が怖いって実母だったら本当にやりかねない所。私の方から極力連絡を絶っている(が、向こうから何か来れば"火消し"目的で最低限対応する)こととか、週末に私だけで死んだ祖母の墓参を考えていることとかが影響しているのでしょうか。本当に後味が悪い。「私が実母のInstagramを覗いていることがばれて、実母に別人を装った別アカウントでフォローされているのでは」とか考えてしまっている。良くない兆候。

向き合わなければならないのはわかっていますが、せめて寝る時くらいは落ち着かせてほしいと思うのでした。

*1:この言葉、大っ嫌い。免罪符にしないでくれ。