ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

その一言が言えなくて

昨日は来週のオーケストラ本番に向けた最後の練習でした。練習途中に私達のパートの出番が無い部分をしばらくやることになり、その間別室待機を命じられた私達。私はエキストラ出演、団員のネイティブ女性(昨年に初顔合わせ済。私より少し年下っぽい)お二人に案内されて少し離れた別棟へ移動しました。

 

そこは空調が効いておらず寒い部屋。30分ほどそこで練習していたでしょうか。戻る目安時間の5分前、トイレに行こうと思いましたが近くに見当たらず…正確には目の前に女性用しかなくて、男性用或いは多目的が見当たりませんでした。

団員さんにトイレの場所を尋ねようとしましたが、いやはや尋ねにくいったらありゃしない。私をここの団体に呼んでくれた友人経由でお二人が*1何かを聞いているかどうかも知らないし、自分から尋ねにいくということは『*2男性用はあっちですよ!』とわざわざ自ら傷付く言葉を引き出すなんて自爆にほかならないし。

 

結論がわかっていても、実際に言葉に出してそれを聴くかどうかは大きな違い。お初のメンバー間で気まずい雰囲気にもなりたくなかったので、結局その場は我慢。練習会場に戻り、一目散にそこの男性用トイレ(そこも男女別しかない)に駆け込んだのでした。

他の人に二度見もされなかったし、我慢してしんどい思いをするくらいなら、いっそのこと男性用をもっとどんどん使おうかと思いますね…。今までいきなり多目的トイレの使用から始めていたせいで、単に私が自意識過剰なだけで、男性用トイレで二度見や声掛けをされるレベルでは到底ない現実が見えていませんでした。過剰や嫌悪感や忌避感は殺して、男性用トイレ復活をしばらく実践しましょうか。

*1:見た目男性じゃん、はい終了!で現実的にはいいはずなんだけど。或いはロン毛だけど男子だから、とか。LGBTで…って言ったらそれこそアウティング。そこ、歩くカミングアウトだとか言わない。

*2:終わってから調べたら、下のフロアにあったよう。