ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

エレガント

今年の仕事も今日を入れてあと二日。年内どころか年明け2週目前半の納期分まで仕事を納めてしまったので、同じチームのメンバーで雑談をする時間まで取れるレベルに夕方はのんびりしていました。そこで先日の公演の話をしたら、今夏からチーム入りした派遣さんに私の趣味のことを尋ねられました。スタジオとか公演とか口に出してはいたから舞台芸術の類だとは思われていただろうけど、お互いプライベートはあまり話さないせいか、具体的に言ったことは無かったっけ。

なのでアマチュアオーケストラに所属していると伝えたところ、派遣さんから言われました。『だから雰囲気エレガントなんですね』と。エレガント、だと……?そんなの一度も言われたことが無かったから、面喰ってしまいましたよ。ゴリラとか*1いい男♂とか、厳ついとかすれ違いざまに人を殴りそうとか、そんなことしか言われたことの無かった私に、まさかそんな形容詞が付くなんて想像すらしていませんでした。

でも、男性に対して仮にお世辞であろうと『エレガント』なんて言葉を使ったということは、多少なりともそういう印象を与えているのでしょうか。そうだとしたら嬉しく思いますね。男性らしさが強くないというか。入職当初から私を知っている人にとっては真逆の印象を与えている可能性が高いですが、だとしたら"今後"あれこれと進めていくに当たって弊害は大きいだろうなと想像します。

 

マチュアオーケストラでそれなりに活動をしてきている身としては、『エレガント』というのはいかにも外野らしいステレオタイプだと感じるのが正直な話。けれどそこに物申すのはナンセンス。男!!という見た目に反した印象を抱かせたもん勝ちみたいな所はある。はず。

*1:2000年代後半に流行したネットコンテンツにおいてゲイを揶揄する意味合いで使われたスラングとしての「いい男」。