ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #33

今日は終日休暇を頂いておりました。特に体調がどうとかではなく、必要なことがあったから。それは、自立支援医療受給者証の更新手続き。気付いたら申請してからもう1年経っており、ちょうど今日が期限。今年度の弊社はお盆休みが無いので、どこか平日に休んで役所に行かねばなりませんでした。大きめの案件を並行して抱えていたので休めるか不安でしたが、昨日は2日分働いたので休暇返上は免れた。

役所に着くと、福祉窓口はガラガラ。5分も待たずに手続きを始められました。今回の更新は診断書が不要のためスムーズ。来年の更新時は本来診断書が必要なのですが、COVID-19の影響もあって不要時期が1年延びる特別措置があったそう。なので、再来年までは更新の為の診断書は要らず、お財布にも優しくて助かりました。

 

その後は早めに現地入り。カフェでこれまた今日が締切の作業を行い、頃合を見てジェンクリへ。平日ではありましたが遅い時間帯故か混んでおり、1時間待ちでした。

この2週間、大きな出来事は無かったものの法事を来週に控えて常にそわそわした感覚がある。その場でカミングアウトをするつもりは無くとも、相手の発言で予定外にそういった話の流れになってしまうのが怖いと主治医に打ち明けると、可能な限りシミュレーションをするようにとの助言。色々と考えられるけれど、やはり嘘は言えない。というか、言ってしまうと後々真実を告げる時に辻褄が合わなくなってしまう。「嘘は言っていない」に留めるか、或いははぐらかすかが妥当な所でしょうか。残り1週間で、できる限りの足掻きを。

 

外に出てみると、晴れはしたけれどまだまだ湿気たっぷり。都会でも住宅街独特の静けさと虫の声と重ったるい夏の夕方の空気。実家に近いせいかやっぱり似ている。この街にも祖母にも罪は無く、ただ顔を合わせたくない人がいるだけ。何があろうと、故人を想う…そこだけは当日欠けてはいけないなと強く感じます。