ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

バーテンさん、或いはアキラさん

今日は所属オーケストラの演奏会本番でした。プログラムは、アマチュアオーケストラ経験者であればほぼ全員が『やばい』とこぼす超ハイカロリーな曲揃い。大きめの編成ですが、ホールの広さに助けられてプログラム変更もせずに規定の距離を確保した上で演奏会を挙行できました。COVID-19の影響で何度もキックオフが遅れたり練習会場の変更があったりと例年に無いドタバタなシーズンでしたが、盛況に終われて本当に本当に安堵しております。
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本番衣装は「男性なので」勿論黒スーツに蝶ネクタイ。但し行き帰りと公演中以外ならと少しばかりのお洒落をば。しばらく男性としての出演は変わらないので、それならばシンプルで無骨でありきたりなおじさんのスーツ姿ではいたくない。せめてもの抵抗がこのベストです。
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ニットでないフォーマルなものは生まれて初めて。タイトルは私の勝手な「ベストと言えば」のイメージです。蝶ネクタイなんかしたらそれこそバーテンダーだし、長髪で音楽をしているとくれば宮川彬良。眼鏡が足りなかったか。

髪型はごくごく簡単なねじりアップ。毛が重いから思うようにはまとまらず、バンスクリップを使うスタイル自体は好きなのにちょいと難儀。一つ結びやポニーテールでは、晴れ/ハレの舞台に味気無いじゃない?

 

実はメンズファッションの中では割りかし上位に入る出来だったりする。職場でも、髪型以外はこのコーデを試してみてもいいかも知れない。ニットネクタイも揃ってきたし。問題は、この黒スーツと白ワイシャツは演奏会or冠婚葬祭用に割り切って使いたいから出すのが惜しいこと。そして、一昨年にオーダーして作ったこのスーツの腰から下が少しだけきつくなってきたこと。

体格が変わること自体は悪くない。寧ろ良い。ただ、そうなってくると男性として出演し続けることが今以上に苦しくなってきやしないかと、いつ来るとも知れない未来に思いを馳せるのです。