ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

少女は少年を演じた。

今日、このキャッチコピーを擁するとあるゲームが世に出ます。遡ること1ヶ月半ほど前。漫画を買おうとたまたま立ち寄った本屋で先のコピーが書かれたリーフレットを見掛け、衝撃と共にそれを手に取ったのが最初の出会い。

 

設定としては割と使い古された部類の「女子が性別を偽って男子校で生活する」というもの。ジャンルとして一番近いのは乙女ゲー。個人的な事情もあるせいでこの手の話は20年来の好み。リーフレットを読んでいると音ゲーの要素も含まれるようで俄然興味が湧きました。体験版があると知り、帰宅後さっそくダウンロード。淡いタッチのイラストと魅力的なキャラクター、そして耳に残る印象的な音楽に惹かれ、時間を忘れてプレイしました。

それからは早かった。序章のみ遊べる体験版を周回しつつ実況者さんの動画を観て、スクショは溜まる一方。SSを探しては読んで尊みを覚え、作中の曲を譜起こしし始め、日が射す時間は乗馬に鷹狩りに汗を流し、チェスにトランプ頭を使い(後略)。あれよあれよと限定版を予約に至り、製作者の個展にまで足を運ぶ始末。発売前(当時)のゲームに対してここまでのめり込んだのは自分としても珍しい。だからこそ、性別云々は置いといて一作品として遊ぶのがとても楽しみです。ボリュームも相当なものらしく、プロットの紙が天井につくとか何とか。暫くはやり過ぎて眠れなくなる可能性があるので、その辺はうまく自制して健全な生活をキープしようと思います。他にやることも多いしね。

 

ちなみに乙女ゲーはそれを原作としたアニメは15年ほど前から色々観てきたけれど、コンシューマゲームとして手に取るのは初めて。TLの同じMtの当事者達からは殆ど出ない話題だなぁとふと思いました。