スマホのアプリを通じて色々な会員サービスに登録している私。この間のクレジットカード再発行に際して住所や電話番号の変更を失念していたせいでそりゃまぁ手間取ったので、必要に迫られる前に変えられる所は変えておこうと思いまして。
で、昨日は収納について色々と計画を巡らせていたこともあり、引っ越し時にお世話になった家具チェーン店の登録情報を変更したんです。変更画面では、最初の登録が店頭での仮登録だったせいか、色々と空欄が目立つ。それらを補っていきましたが、1つだけ入力したくない項目が。
おい、今までブランクで買い物したりポイントを貯めたりしていたんだが。「選択しない」という選択肢を設けるなり、そもそも選択肢を撤廃するなりしてほしかった……。自分が身体男性(或いは『雄体』)でありそう扱われているという事実は痛い程わかっています。だからこそ、認めたくない事実を二択で回答することを強いられるのは、たかが無料会員サービスとは言えど負担に感じる。
百歩譲って(譲りたくないが)性別の選択必須はいいとして、もっと許せなかったのは「姓のみ変更可能で名の変更不可」であること。ファミリー層の利用が主に想定されている以上、結婚に伴う姓の変更がある故にそっちは無きゃ困る。ただ、名(given name)の方を人生の途中で変える人ってのもいるのよ。私はまだだけど、確実にいる。性的マイノリティに限らず。そういう人達を丸ごと顧客として想定しない……は言い過ぎだとしても、離れる一因としては考えられますよね。この場合、ポイント失効を泣く泣く受け入れて新しい名で新規登録をしなければならないのでしょうか。或いは、窓口に問い合わせたら対応してくれるのでしょうか。その辺はもしかしたら今後の自分自身が色々なサービスで体験するかも知れないししないかも知れません。
利用しないとか不買とかを考えても良いのかも知れないけれど、役立つ商品はあるし自宅の色々な物をここにお世話になっているので、袈裟まで憎むのは何だか違う気がするのです。
