ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

生みの苦しみ

昨夜書いた、原家族へのカミングアウト・レター。書いている途中は、今まで受けた仕打ちや私自身の考えでこれ以上無いくらいに筆が乗っていました。小学校時代は級友からの度重なる罵倒についぞ口で勝てなかった私ですが、そんな私でも嫌味って書けるもんだなと思いながら書きました。

 

(ひとまず)5000字近くで切り上げ結びの言葉を書こうとすると、次第に視界が悪くなっていきました。最後の言葉を打ち終え、こぼれ落ちるもの。自分がこれからどれほどのことをしようとしているか、気付かされた心地です。

その後帰宅したらメイクも落とさずブラも外さず、死んだように寝落ちしてしまいました。いつもの職場でのデスクワークよりもリラックスしていたつもりだったけど、かなりの負荷の下で書いていたのでしょう。

口で言うだけだと確実に原家族に対して爆発してしまうし刃傷沙汰にもなりかねないので、少しでも落ち着いて話せるようにと叫びを押し込めた手紙。それでも原家族は激昂する気がしますが。

 

これをいつ使うかは、まだ決めていません。願わくば使わずに解決すれば良かったけれど、「イエ」としての冠婚葬祭が絡んできてしまっては穏便な解決は望めないのでしょう。父方祖父母が他界して以降疎遠になった(というか会う機会が無い)親戚一同も、基本的には長男である実父の味方だろうし。或いは既に他界した叔父(実父の妹の配偶者)が健在だったら、相談に乗ってもらえていたのかも知れない。姓を変えたのは叔母の方だけど、婿入り同然に我々の「イエ」に関わってくれた人。その距離感故か、原家族や他の親戚とは少し接し方が違ったことは幼心に覚えている。医療従事者であったことも影響していたのだろうか。お墓、職場の近くにあるのに最近参れていないなぁ。

 

話が逸れましたが、取り敢えずはジェンクリで手紙を見てもらい、主治医とも相談しながらタイミングを考えていきます。自分の覚悟が決まっていないことが最大のハードルなのかも知れない。