ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

除睾哀史・残照編 #4 白血球

さて、昨日のジェンクリは血液検査の結果フィードバック日でもありました。肝機能も炎症反応もホルモン量もDダイマーも問題無し。良かった安心!……とはいかず。気になったのは白血球の数値。基準値内に入ってはいるものの、昨年12月の検査から2回続けて下限ギリギリの値。9月時点と比べると、睾丸摘出を境に明らかに値が下がっている。「何かあったらどうしよう」と途端に不安になり、主治医にも尋ねてみました。

すると主治医も首を傾げるばかり。他の項目に問題が無かったため個人内変動の範疇であり、『様子見で良いと思いますよ』とのこと。全身の状態に悪化が無かったかも一応問われましたが、ここ半年で体調の大きな変動はありません。身体の抵抗力にも関わる指標なので気になるCOVID-19にも、幸いなことに感染せず。なんだかんだ安定してはいるのです。

 

こうした状況も踏まえた上で主治医からは経過観察との意見が出たので、改めて安心しても良いのかも知れません。ただし、ホルモンバランスの変化への反応の表れ方は睾丸摘出以降に変わってきており、投与2週目に脈が乱れる機会は増えています。こうした懸念が払拭されたわけではないので、次の循環器内科の診察でも意見を伺おうとは思います。前回と今回のジェンクリでの検査の合間には職場での健康診断もあり、その時はもう少しだけ値が高かった。一連の心配が杞憂で済めば良いのですが、基準値内でも見逃せなずいちいち「大病では?」と不安になるのは今に始まったことではない私の性(さが)。とことん訊いておきましょう。

そう言えば、実母も自身や私のちょっとした体調の変化で物凄く不安になっていたっけ。この環境も私の考え方に影響していそうだな。というか、そもそも私が「瑕疵の無い人生」たろうと考え過ぎなのでは。思考の癖は絶対にあるよなぁ。