とあるマイノリティの市民活動団体で重要なポストにあった方が、先月に辞意を表明したのは記憶に新しいところ。確か『投げ出した』や、もう集団を率いることはしないといったことも述べていました。内部の紆余曲折は存じませんが、新体制で団体はどんな方向へ向かっていくのだろうと思っていたら……。なんと、昨日付で中枢ポストに再就任したそうな。曰く、引き継ぎができなかったとか。企業だったら出戻りするレベルの属人性って排したくなるものですが、市民活動団体ともなれば設立者の理念や信条こそが大事……というか団体の存在意義にもなりますし、出戻りも場合によってはあり得るということなのでしょう。
一度変わった執行部の顔ぶれもまた変わっておりましたが、仮にも組織なら、ヘッドが1ヶ月も無い程の短期間でコロコロ変わるってどうなんですかね。こうも入れ替わりが激しいと、外野からは信用されないのではないかと私は思います。思想的には私自身も近しいだけに、こうしたゴタゴタは残念です。もっと言うと、マイノリティ同士で内ゲバなんてやっていたら、理解したいと思っていた人達まで遠ざけてしまう可能性がある気が。ともあれ再始動ということで、広く人権に利する活動がなされることを期待します。
