ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

4周年

本日、拙ブログ開設4周年を迎えました。同時に、130000アクセスを突破致しました。自己満足の日記ではありますが、こうして見てくださる方がいると励みになりますし、不用意なことは言えないなと身の引き締まる思いです。ここに御礼申し上げます。

 

3周年当時から4周年の間に進んだことと言えば、やはり睾丸摘出。それに伴いホルモン投与による身体への作用はまぁ結構変わったなという印象。「戻る」恐怖が弱まり物理的なカサも減ったことで、自分の中で落ち着きを得られた感覚はありますね。前より少しだけ自分を許せるような。そんな気もします。

ただ、社会的には何一つ変わった所がありません。職場では誰にもカミングアウトしておらず、『もしかして』と勘付かれてすらいない。そのおかげで仕事を続けられてもいるので、良いんだが悪いんだか。他人にタイミングを決められずに済んでいるという点では良いのだけれど。カミングアウトも「必要に迫られているか」と言うと、取引先との接待行事は早くて年明けなので正直そこまで。"説得力"も無いくせに配慮なんて求めるくらいなら言わぬが花では。

 

……と、これはあくまで私の処世術。事情を明かしても否定されない社会が来るのが理想だけれど、それは理想の環境を引き寄せられる人達の仕事かなと。ただ、道半ばで斃れていった名も無き醜い屍もいる。それもまた現実の一側面。こういうことを残す為に、私はこれからも書き続けるのかも知れません。続く限りはどうぞ宜しくお願い申し上げます。