ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

迷惑電話

職場で昼食を終えたら、実父から着信がありました。嫌な予感がして応答すると、変な電話がかかってきて心配になったから電話したらしい。聞いてみると、どうやら私に関連したことではなかった。クレジットカードの不備とか私のことに関して実家へのタレコミとか、そういうことではなくひと安心。迷惑電話なんて今どき珍しくもないだろうに、そんなことでわざわざ電話をよこしてきたのか……と思っていたら、終わり際にとても怖いことを突っ込まれました。電話直後に執筆していますが(12:45)、まだ脈がバクバク打っています。自分が脅かされることの怖さがあります。

 

曰く『引っ越ししたんですか』と。何故そんなことを今このタイミングで訊いてくるのか。Yes/Noでは答えず「何で」と問い返すと、『ママが随分前に送ったものが届いたって連絡が無いし、追跡番号で見たら転送されていたから』とのこと。追跡番号……転送……まずい、何の荷物か知らないが、追跡番号まで辿られては言い逃れのしようが無い!そもそも、ヤマト運輸日本郵便も転送サービスが適用されているのは確認済だし、手続きをしていない佐川急便だとしたら実家に荷物が戻されているはず。私の誕生日の時に贈られてきたお菓子しか可能性は無いと思い確認すると、どうやらビンゴ。「ちょうど出先で取っただけ」と苦しい言い訳しかできなかったものの、実父からそれ以上の追求は ひ と ま ず ありませんでした。友人知人の家に転がり込んでいる……なんてでっち上げたら、余計な混乱を招いて後で辻褄合わせに苦労するだけなので、こうするしか無かった。

 

ダメだ、実母とは少しでも話したくなかったから受け取った旨の連絡をせずにいたが、それが裏目に出てしまった。多分私が連絡していれば、後になって追跡番号を辿るなどしなかったはずなんだ。住民票の閲覧制限が不受理だったとはいえ、私の心が消耗し身体が強張って脈が乱れて思考が当分支配されてしまうことには変わり無い。私を暴かれてしまうことが怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。やっぱり私から「もう連絡してこないでほしい」と言わなければいけないのだろうか。そんなことを言ったら、理由を話す中でカミングアウトをせねばならなくなる。自宅へ押しかけられる。潮時のような気もするが、自分から言おうが言うまいが、暴かれる未来しか見えなくて身動きが取れない。こんなこと、早く終わりにしたいのに。